RETAIL TECH 2022.10.06
【導入実績】ルミネ新宿ルミネ2 POPUPの入店計測
アパレルや菓子、化粧品、さらには実店舗を持たないD2Cブランドなど、様々な業界で行われているPOPUP。期間限定の出店だからこそ、どのくらい認知につながったか、入店したお客様のうち何人に購入していただけたかなど、結果を数値として計測し蓄積し、次回に生かすことが重要になります。
先日、多くのブランドが定期的に入れ替わるルミネ新宿ルミネ2のPOPUPスペースでは、店舗前交通量と入店数の計測、入店者の属性データの取得を実施いたしました。
Contents
導入背景
計測する現場は、ルミネ新宿ルミネ2の2階、エスカレータ横に位置するPOPUPスペース。常設店のように区画が壁面で囲われておらず、複数の通路に面している人通りの多い場所です。
お客様からお伺いした課題感は2つ。
1, POPUPスペースの注目度を測りたい
2, 顧客がどこからどのくらい入ってくるかわからない
この2つの課題感を計測によって明らかにすべく、10台のAIカメラを使用したデータ取得を実施いたしました。
取得データを元に出店内容やVPプランの最適化へ
今回の計測では、店舗前を通った人のうち何人が店舗に興味を持ち、そのうち何人が入店してくれたか、そして商品棚の前に何人が滞在しているかというデータを取得。数値をもとに各種KPIを算出することが可能です。
データ取得→改善→実行のサイクルを回すことで情報を蓄積
出店内容やVPプラン等によってどのように数値が変化するかを分析すれば、どのようなファサードが注目度を高め購買に繋げることができるか、等の示唆を得ることが可能に。継続的にデータを取得と改善を繰り返していけば、相性のいいブランドの傾向や、どのようなサインが注目度を高めるかといったプロモーション設計の情報をPOPUPスペースを利用するブランドに提供することができるようになります。PDCA・OODAサイクルを活用した店舗改善とデータ取得で、次回施策に生かすことができる新しい店舗運営を実現します。
取得データ
・視認数
・視認者属性
・店舗前交通量
・入店数
※計測の際にはプライバシー保護の観点から、個人を特定せず、取得データはビッグデータとして蓄積。蓄積されたデータは、新たな購買体験を創出するために活用されます。 クレストでは、今後も当社のデータプライバシーならびに、実店舗事業者のプライバシーポリシーなども遵守しながら、リテール業界全体のお客様に対して、AIカメラの画像分析を活用した店舗開発のトータルソリューションを提供し、新たなリテール体験価値の創出を支援してまいります。
もっと詳しく知りたい方へ
ただいまクレストでは、ご相談会を実施中。
「計測はしてみたいけど、どんな活用方法があるかわからない」「自社でどのように計測を行うべきかわからない」「こんなことをしてみたいけど、できるの?」といったざっくりとしたご相談も大歓迎です。
その他ご質問やご相談も、下記お問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいませ。
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