LED 2022.08.07

LEDビジョンの価格は?液晶ディスプレイとの違いやレンタルとの比較も

LEDビジョンの価格は?液晶ディスプレイとの違いやレンタルとの比較も

LEDビジョンの導入を検討するうえで、気になるポイントの1つが価格ではないでしょうか。

 

LEDビジョンは、設置場所やサイズ・形状などで価格が異なります。まず、自社で設置したいイメージを明確にすることが重要です。

 

本記事では、LEDビジョンと液晶ディスプレイの違いや、LEDビジョン購入とレンタルの比較も解説しています。

 

LEDビジョンの価格を決める5つのポイント

LEDビジョンの価格を決める5つのポイント

LEDビジョンの価格は、サイズや形状、設置場所などにより異なります。

 

まず、価格を決めるポイントを知っておくとよいでしょう。

 

ポイントを知ることで、LEDビジョン購入へのイメージがわきやすくなります。

 

ここでは、価格を決めるポイントごとに分けて解説していきます。

 

ポイントは次の5つです。

 

・設置場所

・サイズ

・ピッチサイズ

・形状

・種類

 

各ポイントを詳しく見ていきましょう。

 

ポイント1.設置場所

屋内と屋外、どちらに設置するかで価格が異なります。

 

なぜなら、屋外に設置するには、防水や防塵などの機能が必要とされているからです。

 

また、屋外では太陽光が明るく、画面が見えづらくなるため、太陽光に負けない明るさを持った製品を選ばなければなりません。

 

屋内用に比べて必須な機能が多いため、一般的に屋外用は価格が高くなるとされています。

 

ポイント2.サイズ

サイズを大きくした分だけ、使用するLEDモジュールの数は増えます。

 

つまり、通常はサイズを大きくするほど、価格が高額になるのです。

 

LEDビジョンの価格は、「導入したい面積×1mあたりの価格」で算出することもできます。

 

設置を依頼する会社により1mあたりの価格が異なるので、問い合わせをしましょう。

 

ポイント3.ピッチサイズ

LED素子が並ぶ間隔のことをピッチサイズと言います。

 

ピッチサイズが小さいほど細かな映像表現が可能ですが、使用するLED素子が多くなる分、価格は高額になりがちです。

 

ピッチサイズが小さいと画像はきれいに見えます。

 

一方、ピッチサイズが大きいと比較的粗い画像になってしまいますが、高い位置や遠くから見る場合など、見る場所までの距離があれば、見え方に大きな影響は与えない傾向があります。

 

ターゲットとなるユーザーが見る場所からの距離を想定し、その距離に適したピッチサイズを選びましょう。

 

ポイント4.形状

LEDビジョンは、形状によっても価格が異なります。

 

LEDビジョン形状の一部を以下にまとめました。

 

・ライン型

・両面型

・透過型

・曲面型

 

これらのLEDビジョンは、会社により取り扱いの有無が異なります。

 

まずは、製品の有無を確認したあと、価格を問い合わせてみましょう。

 

ポイント5.種類

LEDビジョンには、透過型やフロア用LEDビジョンなどのように、見る人にインパクトを与えやすいとされるタイプもあります。

 

透過型とは、背面が透けて見えるタイプのLEDビジョンです。

 

店舗ウィンドウに設置することで、映像を表示しつつ店内の様子も見せることができます。

 

フロア用LEDビジョンは、床の上で映像が人の動きにあわせて変化したり、音と連動したりなどエンターテイメント性を感じられる点が特徴です。

 

「ポイント4.形状」と同じく、会社により取り扱いがない場合があるので、製品の有無を確認してから価格を問い合わせてみましょう。

 

LEDビジョンの種類ごとの価格

LEDビジョンの種類ごとの価格

ここでは、LEDビジョン各種類の価格について解説します。

 

解説するLEDビジョンの種類は次の4つです。

 

・屋内型

・屋外型

・透過型

・特殊型

 

種類1.屋内型

屋内型の相場は、43インチ前後であれば10万~40万円ほどとされています。

 

※価格は2022年6月現在のもので、状況により変動します。

 

雨風の心配がない屋内では、防水・防塵機能の必要がありません。

 

サイズの小さなものですと、比較的安く購入できる傾向にあります。

 

種類2.屋外型

屋外型は、43インチ前後であれば50万~100万円を目安と言われています。

 

また、屋外型はサイズが大きいものであれば、100万円を超える場合もあります。

 

※価格は2022年6月現在のもので、状況により変動します。

 

屋外型が屋内よりも高額とされる理由は、以下のとおりです。

 

・雨風にさらされるため防水・防塵機能が必要

・直射日光に負けない明るさ(輝度)が必要

 

屋内、屋外どちらに設置するかで価格が変わるので、目的に合わせた設置場所を把握することが重要になります。

 

種類3.透過型

透過型の価格は、設置状況やサイズなどで大きく異なるため、直接会社へ問い合わせることをおすすめします。

 

透過型は、最大80%の透過度を実現できるため、環境光を店内に取り入れながら、鮮やかな映像演出が可能なLEDビジョンです。

 

ガラス面の内側に固定するだけなので、通常のLEDビジョンよりも工事費用が比較的抑えられる傾向があります。

 

種類4.特殊型

ここでは、曲面型や床型のような、通常とは異なる形状のLEDビジョンを総合して、特殊型としています。

 

特殊型は、形状やサイズ、設置状況によって、価格が大きく変動します。

 

また、特殊型は、取り扱い会社が限られており、会社によってはカスタマイズでの制作が可能な場合があります。

 

そのため、価格はデジタルサイネージ会社へ直接問い合わせましょう。

 

LEDビジョン購入とレンタルはどっちが得?

LEDビジョン購入とレンタルはどっちが得?

LEDビジョン導入を検討中で「購入とレンタルどちらがお得なのだろう」と迷っている方もいるのではないでしょうか。

 

結論から言うと、長期的な利用であれば購入がお得になる傾向があります。

 

短期間のみの使用や、購入前に使用感を確かめてみたいときには、レンタルがよいでしょう。

 

レンタル費用の相場は、以下のとおりです。

 

・屋内用1日:1万円~

・屋内用1週間:2万円~

・屋内用1か月:4万円~

 

※価格はすべて2022年6月現在のもので、状況により変動します

レンタル費用は、サイズや種類、会社により異なりますので、詳しい費用は問い合わせが必要です。

 

自社で使用したい期間とレンタル費用を把握し、購入した場合とどちらが得なのか比較してみてください。

 

LEDビジョン事例

LEDビジョン事例

今回は、大型サイズや特殊型のLEDビジョン事例をご紹介します。

 

紹介する事例は次の3つです。

 

・LUSH

・BEAMS

・Zoff

 

自社導入の参考にしていただけると幸いです。

 

事例1.LUSH

LUSH

2019年、最大規模の旗艦店としてオープンしたLUSH 新宿店様の事例です。

 

約426インチの巨大LEDビジョンを使用し、形状はオーダーメイドの曲面になっています。

 

4つのLEDビジョンは連動するので、バリエーションに富んだ表現が可能となるでしょう。。

 

店舗が立ち並ぶ新宿であっても、強い明るさを持つLEDビジョンであれば多くの人の目にとまりやすくなると予想されます。

 

事例2.BEAMS

BEAMS

BEAMS六本木ヒルズ店様は、ショーウィンドウに大型LEDビジョンを施工しました。

 

従来の看板やポスターと比べ、LEDビジョンはコンテンツの内容を容易に変更できる点がメリットです。

 

頻繁に新作やセール情報が変わるアパレル業界では、LEDビジョンのメリットを大いに生かせるでしょう。

 

また、動画や映像で自社の世界観を表現できるので、自社商品の魅力が伝わりやすくなるとされています。

 

事例3.Zoff

Zoff

こちらは、2018年にリニューアルオープンしたZoff原宿店様です。

 

透過型LEDビジョンと眼鏡型LEDネオンサインの組み合わせとなっています。

 

目新しい表現方法を用いたLEDビジョンは、通行人の目を引く可能性が高まるでしょう。

 

クレストでは、これまで多様なLEDビジョンを施工した経験から、お客様の希望に沿った提案が可能です。

 

「このような表現がしたい」「自社らしさを出したい」などお悩みの相談もお受けいたしますので、一度ご連絡ください。

 

LEDビジョンの価格を知りたい人はクレストに相談を

LEDビジョンの価格を知りたい人はクレストに相談を

LEDビジョンは、設置場所やサイズ、形状などで価格が異なります。

 

まずは、お客様のLEDビジョンの利用イメージをお聞かせください。

 

クレストでは、お客様の目的や予算に応じたデジタルサイネージのご提案をさせていただきます。

 

お問い合わせは、下記フォームを入力していただくか、( Tel : 050-1748-9953)(Mail : info@crestnet.jp ) までご連絡お願いいたします。

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