DISPLAY 2022.08.04
化粧品の売り場ディスプレイのポイントとは?具体的なアイデアと事例を紹介
化粧品の売り場のディスプレイに関する基本知識やポイントを学び、店舗のディスプレイに役立てたいとお考えではないでしょうか。
化粧品の売り場ディスプレイをつくる際は、売り場のテーマ設定や商品の陳列方法、什器の活用の仕方がポイントになります。
この記事では、化粧品の売り場ディスプレイをつくる際のポイントとアイデアにくわえ、実際の事例を紹介します。
化粧品の売り場ディスプレイをつくる際のポイント
化粧品の売り場ディスプレイをつくる際のポイントは、以下のとおりです。
・売り場のテーマを設定する
・化粧品の陳列方法を工夫する
・什器を活用する
それぞれ詳しく解説します。
ポイント1.売り場のテーマを設定する
化粧品の売り場のディスプレイにテーマを設定すると、お客様に商品の魅力が伝わりやすくなります。
スーパーなどの売り場のディスプレイでは、季節やイベントにあわせたテーマを設定するのが一般的です。
これに対して、化粧品の売り場のディスプレイでは、季節やイベントにあわせたテーマ設定だけでなく、ナチュラルやラグジュアリーなど化粧品ブランドそれぞれが持つ雰囲気にフォーカスしたテーマが設置されることもあります。
また、売り場ディスプレイのテーマをよりわかりやすくするため、商品以外にオブジェやオーナメントなどの装飾品を活用するとよいでしょう。
ポイント2.化粧品の陳列方法を工夫する
化粧品を陳列する際は、ただ商品を並べるのではなく、商品陳列の基本的なテクニックを活用し、工夫することが大切とされています。
たとえば、ブランド名や商品名を見やすくしたり、陳列にボリューム感を出したりするなどの基本的なテクニックがあります。
化粧品の形やデザインにあわせ、商品の陳列方法を工夫してみましょう。
商品の陳列方法の基本知識については、下記の記事で詳しく解説しています。
商品陳列の基本テクニックを学びたい方は、ぜひご覧ください。
売り場のディスプレイ方法を解説!陳列方法や具体的なテクニックも紹介
ポイント3.什器を活用する
化粧品をディスプレイする際は、什器をうまく活用するのも大切な要素とされています。
什器とは、化粧品を陳列する際に使用するショーケースやディスプレイテーブルのことを指します。
什器を活用するのは、そもそも化粧品のコンセプトをわかりやすく伝えるためだとされているので、陳列する化粧品にあわせた什器の導入を検討してみてください。
化粧品の売り場ディスプレイの具体的なアイデア
次に、化粧品の売り場ディスプレイの具体的なアイデアを紹介します。
・化粧品ブランドのメッセージが伝わりやすいテーマを設定する
・什器に特殊素材を利用する
・什器の形状にこだわる
それぞれ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
アイデア1.化粧品ブランドのメッセージが伝わりやすいテーマを設定する
化粧品の売り場ディスプレイにテーマを設定するときは、化粧品ブランドが伝えたいメッセージをわかりやすくする必要があります。
化粧品ブランドが伝えたいメッセージとは、店舗や化粧品のコンセプトなどが一般的です。
お客様は、店舗や化粧品のコンセプトや店舗名の意味を知ることで、自分に合う化粧品かどうか確認ができ、商品を購入する際の安心材料となり得るでしょう。
アイデア2.什器に特殊素材を利用する
売り場ディスプレイにおいておすすめの化粧品を強調したい場合は、什器に特殊素材を利用することでアクセントをつけやすくなるでしょう。
たとえば、以下のようなSDGsに対応する商材があります。
・リボード什器(ダンボール什器)
・バナナペーパー
これらのエコ系商材を利用すれば、ブランドや企業のメッセージを表現することで、お客様の印象に残り、再来店するきっかけとなりえるでしょう。
商品である化粧品だけでなく、什器をはじめとするディスプレイにブランドや企業のメッセージを反映させてみてはいかがでしょうか。
アイデア3.什器の形状にこだわる
ディスプレイでは什器の形状によって、特別な空間を演出できる場合があります。
たとえば、高さの違う角柱のステージやコの字テーブルを並べ、ひな壇式にすることで立体感が出て特別感のあるディスプレイを作れるでしょう。
また、化粧品のコンセプトや売り場のテーマに合わせて什器の形状を考えることも大切と言えます。
化粧品のイメージと什器の形状がマッチすれば、売り場のディスプレイに統一感が出て、商品のコンセプトや売り場のテーマがお客様に伝わりやすくなるでしょう。
化粧品の売り場ディスプレイの事例
ここからは、クレストが実際に手がけた化粧品の売り場ディスプレイの事例を紹介します。
・DAZZ SHOP
・shiro
・YOAN
それぞれの特徴やテクニックを画像と一緒に見ていきましょう。
事例1.DAZZ SHOP
1つ目は「DAZZ SHOP」様の事例です。
こちらの事例は、アクリル素材の什器を活用しており、洗練された上質感のあるブランドイメージを表現したディスプレイになっています。
また、商品を正面向きにすることで、お客様に気付いてもらえるように陳列しています。
事例2.shiro
次は「shiro」様の事例です。
「shiro」様のディスプレイは、ブランドの発祥元である北海道のイメージを意識したデザインになっています。
また、什器を活用することで、商品とテーマがよりマッチしているように見える点も特徴です。
事例3.YOAN
最後は「YOAN」様の事例です。
こちらは、ブランドのキャッチフレーズをわかりやすく表示した大きな什器を設置し、PRしたい商品のメッセージ性が強調されるようになっています。
また、商品棚を一段高くし、三角形の形に化粧品を陳列することで、安定感のあるディスプレイになっていると言えるでしょう。
化粧品の売り場ディスプレイでお悩みの場合はクレストへご相談を
化粧品の売り場ディスプレイをつくる際のポイントを紹介してきました。
化粧品の売り場ディスプレイ作りには、下記のようなアイデアがあります。
・売り場のテーマで使用イメージを浮かばせる
・什器に特殊素材を利用する
・什器の形状にこだわる
今回紹介したアイデアや事例を、化粧品売り場のディスプレイ作りの際に参考にしていただけるとうれしいです。
また、クレストでは化粧品の売り場のディスプレイに関するご相談を受け付けております。
これまでさまざまなお客様と取引してきた実績を活かし、お客様とともに最適な化粧品の売り場ディスプレイを考えていきます。
お問い合わせは、下記フォームを入力していただくか、( Tel : 050-1748-9953)(Mail : info@crestnet.jp ) までご連絡お願いいたします。