DIGITAL 2022.07.31
タッチパネル型デジタルサイネージとは?活用事例やメリットを解説
お客様の利便性を考え、タッチパネル型デジタルサイネージの導入をお考えではないでしょうか。
タッチパネル型デジタルサイネージは、情報を表示するだけではなく、自ら操作して、お客様が必要な情報にアクセスできるのがポイントです。
この記事では、タッチパネル型デジタルサイネージの活用事例を紹介します。
また、タッチパネル型デジタルサイネージのメリットとデメリットについても記載していますので、気になる人は内容をご確認ください。
Contents
タッチパネル型デジタルサイネージの活用事例
まずは、タッチパネル型デジタルサイネージの活用事例を紹介します。
タッチパネル型デジタルサイネージの活用先は、商業施設や公共交通機関、観光施設、学校、オフィスなど多岐にわたります。
ここでは、タッチパネル型デジタルサイネージの活用事例3つを紹介していきます。
活用事例1.商業施設のフロア案内
タッチパネル型デジタルサイネージは、商業施設のフロア案内として活用されています。
店舗数が多く、さまざまな客層が利用する大型商業施設では、現在地や目的の店舗がどこにあるのかわからないといったこともあるでしょう。
総合案内所に行くにも混み合っていたり、時間がかかったりと、お客様にとってストレスとなる可能性があります。
そのようなとき、タッチパネル型デジタルサイネージがあれば、現在地から各店舗への順路を反映させることができ、目的地まで迷わなくなります。
活用事例2.周辺情報や多言語対応
観光地などでタッチパネル型デジタルサイネージを活用し、周辺情報を表示すれば、お土産屋さんや観光施設のことを知ってもらえる可能性が高まり、集客の手助けになるでしょう。
また、タッチパネル型デジタルサイネージには、多言語対応しているものもあります。
海外の方など、日本語が読めない方には日本語だけの表記では不便かもしれません。
そのようなときに、デジタルサイネージのタッチパネルで自分の国の言語を選択できれば、安心して情報を得る手助けになるでしょう。
活用事例3.商品広告や店舗情報
アパレル店舗などで、タッチパネル型デジタルサイネージを活用すれば、商品や店舗情報検索がスムーズにできます。
たとえば、探している商品の在庫を、お客様自身がタッチパネル型デジタルサイネージで確認できれば、スムーズに買い物できます。
また、おすすめ商品やセール情報などのコンテンツをタッチパネルのトップ画面に表示しておけば、お客様がタッチパネルに触れる際に商品を宣伝することもできます。
また、以下の動画では、最新のデジタルサイネージの活用方法や商業施設での活用事例について詳しく解説しています。
気になる人はぜひ内容をご確認ください。
タッチパネル型デジタルサイネージのメリット
タッチパネル型デジタルサイネージは、さまざまな場所や目的で活用されています。
しかし、情報表示するだけなら「タッチパネル型でなくてもよい」と思う方もいるかもしれません。
ここからは、タッチパネル型デジタルサイネージのメリットを3つ紹介します。
メリット1.お客様が自ら知りたい情報にアクセスできる
タッチパネル型を採用すれば、お客様が知りたい情報を自ら取得しやすいです。
商品を探しているときに店員に声をかけてほしい人もいれば、自分で探したいから声かけ不要という人もいるでしょう。
後者の場合、お客様自らがタッチパネルを操作すれば、必要な情報にアクセスできるため、煩わしさを感じずに済みます。
メリット2.店員の代わりにお客様へ情報を説明してくれる
タッチパネルを利用すれば、店員が接客する代わりにお客様へ情報提供してくれます。
タッチパネルを活用し接客の機会を減らすと、以下のような効果が期待できます。
・人件費などのランニングコスト削減
・人的資源の効率化が可能
接客の機会を減らせれば、対応人員を減らせるため、ランニングコストの削減が期待できます。
また、店員とのコミュニケーションを必要としないお客様には、タッチパネルに商品説明を任せることで、人員配置の最適化が可能になり、接客が必要なお客様により丁寧に接客を行うことができます。
メリット3.操作情報を蓄積し、利用者の分析ができる
タッチパネル型デジタルサイネージには、タッチパネルを活かしたデータの蓄積・分析ができるという点もメリットです。
どのような商品にアクセスしているのか、購入に至るまでにどのような検索行動をしているのかなど、あらゆるデータを可視化することができます。
可視化したデータを分析すれば、お客様の好みや傾向が分かりやすくなり、売れ行きのよくない商品ラインナップを再検討したうえで、販売促進や戦略化に活用できるでしょう。
タッチパネル型デジタルサイネージの注意点
お客様自ら必要な情報にアクセスできたり、接客・ランニングコストを削減できたりと、タッチパネル型のデジタルサイネージには、いくつものメリットがあります。
しかし、少なからずタッチパネル型のデジタルサイネージを導入する際の注意点もあります。
具体的な注意点は以下のとおりです。
・タッチパネルの検知精度が低下する可能性がある
・操作が難しい人もいる
それぞれについて詳しく説明していきましょう。
注意点1.タッチパネルの検知精度が低下する可能性がある
タッチパネルは多くの方が触れるため、皮脂汚れで検知精度が低下する可能性があります。
そのため、タッチパネルの検知精度を保ち、衛生面への配慮も必要なことから、こまめな清掃が必要です。
清掃は人の手が必要なため、少なからず労力を要します。
注意点2.操作が難しい人もいる
ATMや駅の券売機など、日常的にタッチパネルを操作する機会が増えていますが、普段タッチパネルを使用する機会が少ない場合は、操作が難しいと感じる人もいるでしょう。
操作方法がわからない人に対応する時間を使ってしまったら、「店員の代わりになる」というタッチパネル型デジタルサイネージのメリットを活かしきれない可能性もあります。
また、高い位置にタッチパネルがある場合、車いす利用者や背の低いお客様は手が届かない、または、見えにくいといったケースも考えられます。
タッチパネル型のデジタルサイネージを導入する際には、利用者に配慮した設置環境を整えることが大切です。
タッチパネル型デジタルサイネージの導入はクレストへご相談を
この記事では、タッチパネル型デジタルサイネージについて説明してきました。
タッチパネル型デジタルサイネージは、ただ情報表示するのではなく、お客様が求める情報に自らアクセスできるものです。
また、操作情報を蓄積・分析することができ、マーケティング戦略を考える際に役立つというメリットもあります。
一方で、タッチパネルの汚れによる検知精度の低下や、お客様によっては操作が難しい場合もあるため、導入前にデメリットを把握しておくことが大切です。
クレストでは、タッチパネル型を含めたデジタルサイネージのご相談を受け付けています。
さまざまな業種と取引をした経験から、お客様の目的に合うデジタルサイネージをともに考えることが可能です。
お問い合わせは、下記フォームを入力していただくか、( Tel : 050-1748-9953)(Mail : info@crestnet.jp ) までご連絡お願いいたします。