LED 2022.06.06
LEDビジョンのレンタル価格は?レンタルをするメリットやデメリットを解説
イベントや展示会などで使うLEDビジョンのレンタル価格が、気になる人はいるのではないでしょうか。
この記事では、LEDビジョンのレンタル相場やLEDビジョンの強み、レンタルをした場合のメリットとデメリットについて解説しています。
この記事を読めば、LEDビジョンのレンタル相場が分かり、価格に関する知識を得られるため、購入すべきかレンタルすべきか判断できるようになるでしょう。
LEDビジョンとは
LEDビジョンとは、電球を細かく並べ、映像を表現するディスプレイです。
いくつものLEDが連動することで、商品や店舗情報といったコンテンツを流せる仕組みになっています。
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LEDビジョンの特徴は以下の2つです。
・日中でも明るい
・サイズや形状の自由度が高い
LEDビジョンは、光源に対して人間が感じる明るさの量である輝度が高く日中でも明るいのが特徴です。
そのため、LEDビジョンの多くは、商業施設の外やスポーツイベント、店舗のウィンドウディスプレイに使われています。
LEDのドット1つひとつが発光しているため、日中の明るい時間でも、鮮明なコンテンツを提供できます。
また、展示会や映画館などで見かける液晶サイネージよりも、LEDビジョンのほうがサイズや形状の自由度が高い点も特徴となっています。
液晶サイネージは、はじめからサイズや形状が決まっているため、自由度は高くありません。
しかし、LEDビジョンは、いくつかのLEDパネルを組み合わせて構成されているため、細長いライン状や円柱状のように、さまざまなサイズや形状に対応できます。
では、LEDビジョンをレンタルしようと思った場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
LEDビジョンのレンタル価格の目安を紹介
昨今では、イベントや施設のニーズにあわせてデザインしたLEDビジョンをレンタルできるサービスも少なくありません。
では、どのくらいの費用がかかるのか、LEDビジョンの目安の価格を、以下の4つに分けて説明していきます。
・屋内用LEDビジョン
・屋外用LEDビジョン
・床用LEDビジョン
・透過LEDビジョン
なお、サイズやレンタル日数によってレンタル価格が異なるため、価格はあくまでも参考程度に考えてください。
1.屋内用LEDビジョン
屋内用LEDビジョンの価格は、2.6mmピッチ(幅)160インチの場合、1日のレンタルでおよそ60万円~70万円ほどです。
製品の機能やサイズによってはさらに金額が高くなる可能性がある点は理解しておきましょう。
2.屋外用LEDビジョン
屋外用LEDビジョンの目安の価格は、3.9mmピッチ275インチですと、1日のレンタルでおよそ80万円~100万円です。
屋外で使用するLEDビジョンは、防水・防塵加工がされているだけでなく、屋内で使用するものと比べると高さがあるため、設置方法が複雑という理由から、このような価格設定になっています。
2日目、3日目以降のレンタル費用はLEDビジョンのレンタル会社によって異なるため、見積もり依頼の際には注意が必要です。
3.床用LEDビジョン
床用LEDビジョンは、LEDビジョンパネルを床(フロア)に何枚も敷き詰め設置します。
ビジョンの上を歩けるようになっており、臨場感を味わえる演出が特徴です。
たとえば、スポーツや音楽イベントの際、人の動きにあわせて映像を変化させることもできます。
床用LEDビジョンの価格の目安は、6.2mmピッチ500 × 500 × 82mmの場合、1日のレンタルでおよそ12,000円/枚〜です。
4.透過LEDビジョン
透過LEDビジョンとは、その名の通り窓に施工するタイプのLEDビジョンです。
ショールームや商業施設など、多くの場所で採用されています。
透過LEDビジョンの価格は、3.9×7.8mmピッチ1000×500mmの場合、1日のレンタルでおよそ25,000円/枚です。
透過LEDビジョンの価格は、設置場所やサイズ、環境によって大きく変動することがあり、上記の金額はあくまでも目安となっています。
LEDビジョンのレンタル費用には、人件費などが含まれていますが、業者によって表記が変わるので注意が必要となります。
ランニングコストがどれくらいかかるのか詳細は、事前に問い合わせるなど確認しておきましょう。
LEDビジョンをレンタルするメリット
では、LEDビジョンをレンタルするメリットには、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
購入する場合と比べて、どのような部分に違いがあるのかもあわせて説明していきます。
LEDビジョンをレンタルするメリットは以下の2つです。
・STBの設置費用がかからない
・短期間であればコストが安い場合もある
それぞれ詳しく説明していきます。
メリット1.STBの設置費用がかからない
LEDビジョンをレンタルした場合、STBの設置費用がかかりません。
STBとは、セットトップボックスの略で、コンテンツを配信するための装置のことです。
LEDビジョンを購入した場合、本体価格にくわえ、STBの設置費用が追加でかかります。
しかし、レンタルの場合は、STBの設置費用が不要のため、コストをかけずに済みます。
メリット2.短期間であればコストが安い場合もある
レンタルの場合は、1日、2日といった短期間であれば、購入するよりもコストが安くなる可能性があります。
なぜなら、LEDビジョンのレンタル費用はレンタル日数が増えるほど増加する傾向にあり、レンタル期間が短ければ、購入する場合の金額を下回る可能性が高いからです。
数日間のみの開催のイベントや展示会の場合は、レンタルを検討してもよいでしょう。
一方で、長期間LEDビジョンを使用する場合は、購入したほうがコストを抑えられる可能性が高いです。
LEDビジョンをレンタルするデメリット
一方で、LEDビジョンをレンタルするデメリットには、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
メリットとあわせてデメリットを知っておくことで、レンタルか購入かを比較・検討できます。
LEDビジョンをレンタルするデメリットは、以下の2つです。
・長期的な運用には向かない
・形状の自由度が低い
それぞれについて説明していきます。
デメリット1.長期的な運用には向かない
前述のとおり、短期間であればLEDビジョンを購入するよりもレンタル費用のほうが安くなる可能性が高くなります。
しかし、レンタルの場合は、期間が長くなればなるほどレンタル費用も増加するケースがあり、長期で運用するのであれば、LEDビジョンを購入するほうがコストを抑えられる可能性が高いです。
運用期間が長くなることが予想される場合は、LEDビジョンの購入を検討しましょう。
デメリット2.形状の自由度が低い
LEDビジョンは、丸型や波型(曲面)といった特殊加工ができるのが強みで、自由度が高いのが特徴です。
しかし、レンタルの場合はあらかじめ形状が決まっていることがほとんどで、購入であれば丸や曲がっているものなど、雰囲気にあった装飾ができます。
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この記事では、LEDビジョンのレンタルについて解説してきました。
LEDビジョンは従来の映像機器よりも寿命が長く、明るいのが特徴です。
そのため、日中の屋外でもきれいな映像を楽しめます。
レンタル価格はメーカーによってさまざまで、サイズやレンタル日数によって変わります。
また、人件費や設営費、運搬費などがレンタル価格に含まれていない場合があるため注意しましょう。
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