RETAIL TECH 2022.05.12
RT-TypeB-入店率取得のご紹介
Contents
リテールテックサービス
クレストの提供する「リテールテック」サービスにはいくつかのパッケージパターンがあります。
今回は「TypeB – 入店率取得 -」と呼ばれる店舗計測標準パターンのご案内をします。
TypeB – 入店率取得 –
入店率計測は2つの情報を元にしたデータの表現を主題にしています。
・店舗前交通量
・入店数
こちらのURLから-TypeB-入店率取得 -サンプルダッシュボードをご覧いただけます
https://m.crestnet.jp/sample_dashboard_download
入店数を店舗前交通量で除算した結果が「入店率」として画面上に表現されます。
店舗前交通量、入店数、入店率は時間〜日〜週〜月〜年、業務に合わせた尺度で表現可能です。
「データを取ってもどう扱ったら良いかわからない」ということの無いよう、あらかじめ一般的に必要とされる指標や基準値を画面上に配置してあります。
お客様側で管理されている指標や、未実装の指標がある場合は別途実装することも可能です(カスタマイズ対応となります)
ページ構成
TypeBは基本的に「統合ダッシュボード」「店舗別詳細(月次:週次)」の2種ページで構成されています。
1.統合ダッシュボード
設置店舗数にもよりますが、1ページで複数店舗の入店率を比較できるように設計してあります。
想定業種:小売店舗、商業施設、
ターゲット:経営者、管理者、エリアマネージャー
設計方針
・過去30日を基準に全店舗分を合算した値を元に「入店率」「購買率」を追跡できるよう設計してあります。
・カレンダー設定を変更することで「当月」「前月」表示をデフォルト設定にすることも可能です。
・画面上の選択項目を変更することで、地域やショッピングセンター、業態別、店舗別の絞り込みができるようになっています。
計測目的:利用シーン
入店カウントを取っている店舗様は多数いらっしゃると思いますが、弊社では「入店率(入店数 / 店舗前交通量)」の把握する
という目的となります。
入店率(%)指標とすることで「交通量(供給量)」に応じた「入店数」を一定割合で行われているのか?という評価になります。
・店舗運営スタッフ目線で言うと「人通りに応じた入店数が行われているのか?」
これが一定割合で入店されているという結果が得られた場合は、
今度は交通量が増えれば入店数も増える。という逆算が可能になります。
・店舗設計目線で言えば「店舗設計は適切だったのか?」という箱(店舗)の性能評価そのものに繋がります。
ファサードの高さや、大きさ、照度によって変わることがあるのか?といったリニューアル前後で計測比較することで評価をダイレクトに得ることができます。
・マーケティング/プロモーション施策合わせて評価することで、施策と連動した集客が得られたのか?という評価をすることができます。
2.店舗別詳細(月次:週次)
店舗別詳細は店舗単位の詳細な入店数や入店率を評価できるように設計してあります。
・時系列推移
・曜日/時間ヒートマップ
同じ値でも、さまざまな切り口で再評価することで、普段得られない気づきを提供します。
サポート範囲
グラフ上で利用される気象データ(気象庁HPよりダウンロード連携)を画面上に配置します。
気象データは非同期のため、1〜2日遅れの反映となりますが「最高気温」「降水量」を横軸(日付)を揃えた形で表示します。
統一した「ファネルベース設計」
ファネルベース設計は「交通量」をすべての分母とし「入店数」「購買数」を「年」「月」「日」「時間」単位へドリルダウンしながら追跡できるようになっています。
ファネル分析 (英: funnel analysis) は、オンライン広告での広告から購入までの道のりや、モバイルアプリでのユーザーエンゲージメントから始まり、eコマースプラットフォームでの販売で終わるフローなど、定義された目標につながる一連のイベントのマッピングと分析を行う手法である。目標到達プロセス分析と呼ばれることもある。
https://ja.wikipedia.org/
全店評価、店舗別評価。年次、月次、週次、日次。どの条件でデータを見ても、指定された期間条件のデータを元に「ファネル」の値がリアルタイムに再算出され、高速で画面に表示されます。
スマホ表示化
ご希望のお客様には「スマホ表示」にリサイズさせたページを追加します。
PC版に比べれば表現内容は簡略化されますが、いつでも「PCと同じ数字」を見ることが可能になります。
入店数の精度について
システムが自動収集する「店舗前交通量」「入店数」については、店舗(現場)肌感とのギャップが生まれやすい場面が多々あります。
入店数に関しては「安価なモデル」と「精度重視」の2製品モデルを選択することによって回答をさせていただいております。
・安価モデル(RETAILSCOPE)— 入店カウント用プログラムで解析を行いますが、設置条件と店舗形状に精度が影響を受ける製品モデルとなります。
・設置は容易に行えるため、導入費用は安価になります。
・個人特定を行なっていないため、往来については重複データとなるため「何人」という数値にはなりません。「何回」という評価としてご理解ください。
・精度重視モデル(RetailNext) — 画像解析SaaSサービスを利用した入店カウントになります。設置後は綿密な調整を行い高精度なデータ生成率を確保しますが、天井固定設置:有線LAN接続などの条件があり、導入費用が高価になります。その代わりにご納得いただきやすい計測結果を提出可能です。
RetailNextは入店カウントだけでなく、FPA(フルパスアナリティクス)という「店内導線ヒートマップ」の作成など、より高度なアナリティクス画面を持っております。
海外での導入実績も多く、複合的な「店舗アナリティクスSaaS」としてはトップクラスの製品となります。
充実した運用サポート機能
QAサイトによる操作案内
基本的な画面操作は「サポートサイト」にていつでもご確認いただけます。
画面上の値内容の問い合わせや、算出方法などに不明点があればサポートサイト経由でお問合せ対応させていただきます。
自社の計算方式と揃っているか確認が必要な場合は遠慮なくお問合せください。
閲覧権限設定機能
特定の人物だけにダッシュボードページを閲覧していただくことも可能です。
階層的な権限設定はできません。
PDF出力機能
任意の画面をPDFでダウンロードすることができます。
CSVデータダウンロード機能
特定のグラフの集計結果をCSVで取り出すことも可能です。
自動メール送信機能
特定のページを任意のメールアドレス宛に指定時刻、曜日でルーティーン配信が可能です。
店長会前に各店舗情報を送るといった事前配布が可能です。
フル画面表示機能
ダッシュボードを常設モニターに表示するための「全画面表示」が可能です。
データは定時自動更新され、常に最新の情報をダッシュボードモニターに表示できます。
WEBページ埋め込み機能
特定のHTMLタグを埋め込むことで、社内ポータルに限定公開するといった利用も可能です。
このように「作ったけど誰も使わなくなった」といった事のない様、『運用』に乗せるために必要なサポート機能が充実しています。
データドリブンな店舗運営、DXを駆使したデータ経営を実現するデータ基盤を手に入れることが容易になります。
リテールテックサービスとは?
クレストのリテールテックサービスとは
『店舗DXを全力で支援実現するフルスタックサービス』となります。
弊社がもつ独自の製品ではないため「特定の推し」もなく「制約」もありません。
あらゆる会社の、あらゆるサービス、あらゆる情報を統合することに疑問はありません。
適切と思われるサービス、機能をコーディネートし、データマネージメントを実現します。
経営者だけがデータを駆使しても現場に伝わらず、現場だけがデジタル対応しても経営者がエクセル表を求めるようではDXは実現しません。
同じ数字、同じ指標を見て同じ意見を交わすことでDXが実現すると考えます。
リテールテックサービスはお客様のDXを支援するサービスとなります。
———————————————-———————————————-
クレストリテールテックWEBページ
https://retailtech.crestnet.jp/
その他パッケージのご紹介
・RT-TypeA-フルスタイル
・RT-TypeC- 交通量計測
———————————————-———————————————-
概算費用自動見積もりフォーム(calculator)
https://forms.gle/kJhufsPshGkRZ4RE6
———————————————-———————————————-
RETAILSCOPEの紹介
https://retailtech.crestnet.jp/products/retailscope/
———————————————-———————————————-
Xovisの紹介
https://retailtech.crestnet.jp/products/xovis/
———————————————-———————————————-
RetailNextの紹介
https://retailtech.crestnet.jp/products/retailnext/
———————————————-———————————————-