DIGITAL 2022.04.29

デジタルサイネージの価格の相場は?安く導入できるポイントも紹介

デジタルサイネージの価格の相場は?安く導入できるポイントも紹介

デジタルサイネージの導入の際に気になるのは、いくら費用がかかるのかという点ではないでしょうか。

 

デジタルサイネージ導入の際には大きく以下の2つの費用が発生します。

 

・初期導入費用

・ランニングコスト

 

今回の記事では、導入費用とランニングコストの相場感を解説します

 

また、リーズナブルにデジタルサイネージを導入したいと考えている方に向けて、記事の後半では費用を抑える3つのポイントも紹介します。

 

デジタルサイネージにかかる費用を理解したい方は、ぜひ最後まで記事の内容をご確認ください。

 

デジタルサイネージをご検討の方におすすめの記事:デジタルサイネージ導入してみませんか?

デジタルサイネージの価格を知るために必要な2つの費用

デジタルサイネージの価格の相場

デジタルサイネージの導入には、初期導入費用とランニングコストが必要です。

 

それぞれの費用には以下のものが含まれます。

 

初期導入費用

・デジタルサイネージ本体費用

・設置費用

 

ランニングコスト

・再生機器費用

・CMS費用

・コンテンツ制作・更新費用

・電気費用

・ネット使用費用

・サポート費用

 

初期導入費用は、デジタルサイネージを導入初期に発生する費用であり、ランニングコストは、導入後に発生する費用のことです。

 

導入費用を安く抑えられても、ランニングコストが高すぎると長期的に使用し続けるのは厳しいでしょう

 

そのため、導入費用だけではなく、ランニングコストについても理解が必要です。

 

次の項目では、初期導入について詳しく解説していきます。

 

デジタルサイネージの初期導入費用

デジタルサイネージの導入にかかる費用

デジタルサイネージの初期導入費用には、以下の2つの費用が発生します。

 

・デジタルサイネージ本体費用

・設置費用

 

各費用について確認しましょう。

 

費用1.デジタルサイネージ本体費用

デジタルサイネージの本体費用は屋内用と屋外用で相場が異なります。

 

屋内用のディスプレイ費用は、10万円~40万円ほどが相場です。

 

一方で、屋外用は、屋内用に比べて輝度が高く、防水仕様になっているため少なくとも50万円以上はかかると考えておくとよいでしょう

 

また、デジタルサイネージ本体は配信するコンテンツをUSBやSDカードに記憶させておくタイプととコンテンツをクラウドでリアルタイムに送信するクラウド型の2つのタイプに別れます。

 

この2つのタイプでは、クラウド型のほうが費用が高くなります。

 

これは、ネットワークにつなげて遠隔地操作やリアルタイム更新など効率的な作業をおこなう必要があるためです。

 

このほか、デジタルサイネージのサイズが大きくなるほど高額となります。

 

さらに、壁掛けや天吊りにする場合は別途、設置工事費用が必要です。

 

費用2.設置費用

デジタルサイネージを壁掛けや天吊りにする場合は、取り付け工事が必要です。

 

一方、ディスプレイとスタンドが一体になったタイプは、工事費用はかかりません。

 

しかし、ネットワークにつなげて使用するクラウド型はネットワーク工事費用が発生するのでご注意ください。

 

デジタルサイネージ運用にかかる費用

デジタルサイネージ運用にかかる費用

ランニングコストは、デジタルサイネージ本体を導入したあとに必要なコンテンツの作成費用や保守、管理にかかる費用が含まれます。

 

ランニングコストに含まれるものは以下のとおりです。

 

・再生機器費用

・CMS費用

・コンテンツ制作・更新費用

・電気費用

・ネット使用費用

・ サポート費用

 

各費用について詳しく解説していきます。

 

費用1.再生機器

配信するコンテンツをUSBやSDカードに記憶させておくタイプのデジタルサイネージは、ネットワークにつながっていない状態で情報を発信するので、情報を流すための再生機器が必要です。

 

再生機器の費用の目安は以下になります。

 

・USB:1,000円~3,000円前後

・スティックPC:5,000円~20,000円前後

 

静止画のスライドショーを表示させるだけでよいのであればUSBで十分でしょう

 

時間帯などで表示するコンテンツを変更したいときは、スティックPCがおすすめです。

 

一方、クラウド型はコンテンツをコントロールするSTBが必要になります。

 

STBの費用は25,000円~250,000円前後となっており、USBやスティックPCと比べると高額です。

 

費用は高くなりますが、コンテンツの複雑なコントロールが可能になります。

 

費用2.CMS

CMSは、コンテンツマネジメントシステムの略で、コンテンツの管理や保存を行うソフトウェアです。

 

CMSがあるとコンテンツの運用をスムーズにおこなえるほか、遠隔地から操作や複数のデジタルサイネージを操作することができます。

 

費用は、月額4,000円~20,000円ほどで、機能や業者により金額が異なります。

 

費用3.コンテンツ制作・更新費用

コンテンツ制作は自社でおこなえば0円ですが、外注だと費用がかかります。

 

外注費用は、コンテンツの内容や業者により異なるため、見積りを出してもらいましょう

 

おおよその目安としては、2~3分の動画で100,000円前後です。

 

また、コンテンツは制作したあとに、定期的に見直しをする必要があります。

 

反応が悪ければ、随時内容を変更することで、見る人に対してより効果的な訴求ができるからです。

 

コンテンツ更新費用についても、CMSを利用するかどうかでも費用が変わります。

 

CMSの利用料は、業者によって異なりますが、上述のとおり毎月4,000円から20,000円前後となります。

 

費用4.電気費用

デジタルサイネージを使用するには電気代がかかります。

 

費用は、2,000円前後と考えておくとよいでしょう

 

デジタルサイネージの台数が増えると、その分電気代も増えていきます。

 

費用5.ネット使用料

クラウド型のデジタルサイネージを導入する場合は、インターネット費用がかかります。

 

光回線であれば5,000円から8,000円前後ほどです。

 

サーバー使用料も必要となり、5,000円ほどを見積もっておくとよいでしょう。

 

費用6.サポート費用

デジタルサイネージの保守とサポートの費用は一般的には5,000円前後です。

 

費用は依頼する業者により異なります。

 

デジタルサイネージを長く使用するには、メンテナンスが重要です

 

そのため費用だけで選ばず、サービス内容を比較したうえで業者を選びましょう。

 

デジタルサイネージの価格を抑えるポイント

デジタルサイネージの価格を抑える3つのポイント

デジタルサイネージはさまざまなコストが発生しますが、以下の2つのポイントを抑えることでコストを押さえられる可能性があります。

 

・コンテンツを自作する

・CMSを使用しない

 

ただし、費用削減のために、必要なサービスまで削ってしまっては満足な効果を得られなくなる可能性があります

 

自社にとってなにが必要で、なにが不要かをしっかり見極めましょう。

 

ポイント1.コンテンツを自作する

コンテンツを自作することで、外注費用を削減可能です。

 

コンテンツを自作するには、デザインを考えるなどの手間がかかりますが、現在では、簡単にコンテンツを作成できる無料のソフトウェアも登場しています

 

以下は、代表的な無料ソフトウェアです。

 

Nomad フリー版

CYBER Signage Free Edition

時間割看板

 

Nomadフリー版は、個人商店などの小規模事業者におすすめのソフトウェアです。

 

画像枚数やテロップ数は制限されますが、テンプレートを使って簡単にコンテンツが作成できます。

 

CYBER Signage Free Editionは、コンテンツ制作だけでなく、配信のスケジューリング機能を備えていますし、時間割看板も操作方法が簡単と評判です。

 

コスト削減をしたい人は、まず、上記無料ソフトウェアの使用を検討してみましょう。

 

ポイント2.CMSを使用しない

CMSを使用するメリットは、コンテンツの構築や管理、更新を簡単におこなえる点です。

 

一方で、月額4,000円~20,000円ほどの費用がかかるため、金銭的な負担が増えるのも事実です。

 

CMSを使用せずにデジタルサイネージを運用できるケースとしては、以下のような場合が考えられます。

 

・コンテンツの更新頻度が低い

・デジタルサイネージを複数使用しない

・遠隔地操作の必要がない

 

頻繁にコンテンツを更新したり、クラウド型のデジタルサイネージをしたりする場合は、CMSの使用は必須です。

 

しかし、上記条件に当てはまっている場合は、CMSを使用しないという選択肢も有力なため、CMSの月額使用料が見合っているかどうかを検討してから、導入を検討しましょう

 

ここまで、デジタルサイネージの価格を抑えるポイントを解説してきました。

 

しかし、デジタルサイネージは価格を安く抑えることだけ考えればよい訳ではありません。

 

デジタルサイネージは、見た人の反響を呼べるものにする必要があります

 

クレストでは、さまざまな企業と取引するなかで培った情報力を活かし、目的に合ったデジタルサイネージの設置方法のご提案が可能です。

 

また、デジタルサイネージ設置後のアフターサービスが充実していたり、顧客のニーズを踏まえたご提案ができたりといった強みもあります。

 

以下に、クレストが手掛けたデジタルサイネージの事例を紹介していますので、ぜひご確認ください。

 

クレストのデジタルサイネージ事例

クレストのデジタルサイネージ事例

クレストではこれまでデジタルサイネージやLEDビジョンなどの映像コンテンツを用いた演出をおこなってきました。

 

映像コンテンツでの演出は、街中で目を引く効果にくわえ、プロモーションの変更を簡単におこなえる点がメリットです。

 

さらにクレストでは、デジタル以外の装飾と合わせて、プロモーションに合わせた空間づくりもおこなっています。

 

ここでは、クレストが手がけたデジタルサイネージ事例をご紹介しているので、参考にしてみてください。

 

事例1.LUSH

事例1.LUSH

クレストでは、LEDビジョンでの演出もおこなっています。

 

透過型LEDビジョンは、高い輝度が実現できるので、明るい昼間でも問題なく使用可能です。

 

LUSHのLEDビジョンを設置する際に注意したのは、ビルの形状にあわせて液晶の加工をおこなった点です

 

通常の業者では難しい、丸みを帯びたビルの形状にあわせたLEDビジョン設置もクレストであれば対応できます。

 

液晶の形状を特殊なものにしたいと考えている人は、ぜひ一度ご相談ください。

 

事例2.ZOFF

事例2.ZOFF

こちらも透過型LEDビジョンを施工した事例です。

 

液晶ディスプレイと比べると輝度が高いため、屋外用に適しています。

 

透過性を活かした表現方法で、通行客の目を引くデジタルサイネージに仕上げました

 

事例3.SANRIO

事例3.SANRIO

こちらは55インチの液晶ディスプレイを使用しています。

 

ディスプレイにハロウィンの装飾を施し、お客様の目を引くように工夫をしました。

 

クレストでは、デジタルサイネージの導入以外に装飾、オブジェ、光の演出も合わせて提供できます

 

デジタルサイネージの導入から空間づくりまで担当できますので、デジタルサイネージの導入でお悩みの人は、ぜひ、一度クレストまでお問い合わせください。

 

また、以下の動画では、クレストが担当した事例を確認しながら、それぞれで工夫したポイントなどを解説しています。

 

 

気になる人はぜひ内容をご確認ください。

 

デジタルサイネージの導入はクレストに相談を

デジタルサイネージの導入はクレストに相談を

デジタルサイネージの価格相場は、ディスプレイのサイズや設置場所などによって異なります。

 

具体的に必要な費用は、初期導入費用とランニングコストに分けられますので、それぞれにかかる費用は購入前に把握しておきましょう

 

クレストでは、デジタルサイネージを導入する際の相談を受け付けております。

 

幅広い業種業界やさまざまな店舗様式のお客様と取引をした経験から、目的に応じたデジタルサイネージの設置に関するご提案も可能です。

 

気になることがございましたら、下記フォームを入力していただくか、( Tel : 050-1748-9953)(Mail : info@crestnet.jp ) までご連絡お願いいたします。

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