DISPLAY 2020.05.18

残り10年を切った “SDGs” の目標に向かってクレストが提案できる取り組み (Vol.1)

2012年のことですが、ブラジルはリオデジャネイロで行われた国連持続可能な開発会議にて、

当時ウルグアイで大統領を努めていた、ホセ・ムヒカさんが、現代の消費社会をテーマに幸せを問うた感動的なスピーチは、

今でも色褪せることなく多くの方の記憶に残っていることかと存じます。

 

元々、国連ではミレニアム開発目標(MDGs)といったものが御座いましたが、

開発という側面だけでなく、経済面・社会面・環境面の3つの側面全てに対応するために内容を細分化・及び見直しを行い、

2015年に行われた国連サミットで持続可能な開発目標(SDGs)が後継として誕生しました。

持続可能な開発目標 (SDGs) とは…

SDGsとは世界中の人たちが幸せになるために、2030年までに世界中の人たちで取り組む17の目標です。

ちなみに2020年初めの評価では日本は、2項目(4,9)が達成できており、5項目(1,3,6,8,16)が一部達成、

残りの10項目(2,5,7,10,11,12,13,14,15,17)はまだまだ頑張る必要がある状況です。

 

世界中の貧困、飢餓、経済成長、ジェンダー、働き方改革、環境問題まで幅広いさまざまな課題が網羅されており、その問題

を解決すべく、17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを

誓っています。

“SDGs” with “クレスト” とは…?

私たち、サイン&ディスプレイ事業部は実際に店舗を保有されていらっしゃるお客様を中心に

「看板・シート・ウィンドウディスプレイ・VMD」など日頃より数多くのご用命をいただけております。

 

このような事業を実際に行っている私たちが、SDGsの目標とどう関係するのかについて、

今回は、17項目ある目標のうち、私たちサイン&ディスプレイ事業部では、12番目の目標である、

「つくる責任つかう責任」について触れて紹介をしたいと思います。

具体的にはどのような提案が可能か…

昨今、日本でもかなり浸透してきた「 3R (Reduce Reuse Recycle) 」ですが、まさしく「つくる責任つかう責任」という

部分で改めて見つめ直すことも必要なのかと感じております。

 

お客様においても、コスト削減や繰り返し利用できるという面ではメリットかと存じます。

 

実店舗でのセールスプロモーション、看板(サイン)、ポップアップストア、イベント会場(ブース)、などで少しでも課題感を

お持ちになられた場合に要件定義よりお手伝いさせていただくことが可能です。

 

Aという商品だと今回のイベントのみですが、Bにすることで別の形でも再利用が可能です。

Cという商品には拡張性が備わっており、違ったイベントでも使用できます。

 

など、お客様の課題感や状況、ビジョンに沿ったご提案がクレストでは可能となっております。

過去実際に施工させていただいた事例

例えば、什器1つ見てみても、アクリル什器・木製什器・メタル什器など様々な種類があります。

 

しかし、アクリル什器の場合は塗料や不純物などの問題で再利用できる品質に戻すことに、まだまだ多くの課題が存在しており、リサイクルして再利用するということが難しいのも事実です。

 

木製に関しては、木質廃材としてリサイクルは存在しておりますが、現実では、処分される木材の多くが焼却処分がなされており、CO2問題を始めとし環境負荷の問題が存在します。

 

そこで、度々クレストのブログや事例で登場しております段ボール什器をご紹介させていただきます。

段ボール什器について詳しく知りたい方におすすめの記事:「旅する什器」でエコに、手軽に、アイキャッチ効果抜群の演出をしませんか?

 

段ボール什器は、その名の通り段ボールですので、リサイクルできるため環境に負荷がかかりません。

ちなみに表面は印刷済みの状態でご納品させていただいているのですが、

こちらをC O.B.シートなどのディスプレイシートに変更することで、

様々な演出が可能となり、季節やイベントごとに什器を入れ替えずにエコにローコストで販促を行うことも可能です。

C O.B.シートについて詳しく知りたい方におすすめの記事:クロスや水性塗装壁にも貼れる現状復帰不要な画期的なシート

シートによっては、何度も貼ったり剥がしたりができるシートもあったり、

什器だけでなく、ウィンドウ装飾や壁面装飾などにも当てはめてご検討いただくことが可能です。

最後に…

2015年に始まりました “SDGs” ですが、5年経過した現状を真摯に受け止めると、

当社でも、もっと力になれる部分があるのではないかと感じます。

 

そして、数多くのご用命をいただいている状況ではございますが、

まだまだ、お客様にはご案内しきれていない商材や、施工ノウハウなどもあるかと存じます。

 

多くのお客様に喜んでいただけるよう、これからも様々な観点で情報を発信していければと存じます。

 

お問い合わせに関しましては下記フォームを入力していただくか、

( Tel : 050-1748-9953 ) , (Mail : info@crestnet.jp ) までお願いいたします。

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