RETAIL TECH 2020.03.02
店舗の分析・改善を加速させる新ツールとは!?メリットとよくあるQ&A
現在、店舗分析に求められていることは「現実とピープルカウンターのギャップを埋めるデータの取得」です。
最近では、店舗マーケティングの活用に約7割が不安を感じているという調査結果も上がってきており、消費者からまだリテールアナリティクスの理解が追い付いていないこともわかりました。
(引用:店舗マーケティングでの活用に約7割が不安 — 顔認証技術に対する意識調査)
この問題を解決すべく、「本質的で且つ個人のプライバシーの保護」をクリアした
店舗分析ツール『Xovis(ゾービス)』の提供を開始いたしました。
本社があるスイスを始め、全世界の90以上の国際ハブ空港で導入されており、国内では関西国際空港やハイブランドショップ、カーディーラー、温泉施設などに設置されています。
提供を開始してからすでに複数の店舗での導入が決まり、現在もXovisについてのお問い合わせを多くいただいている状態です。
今回は、Xovisがどのような機能を持ち、他の店舗分析ツールでは敵わない特長についてご紹介していきます。
Xovisが必要な理由について詳しく知りたい方におすすめの記事:今営業中のスーパーにXovisを使ってほしい4つの理由
カメラ1台で店舗分析ができる
従来、弊社では『esasy(エサシー)』というトラッキングカメラも提供しております。
このesasyとは違い、Xovisは1台のカメラに複数の機能を詰め合わせています。
・滞在数の計測
…が測定できる基本的な機能です。
また、複数のカメラを店内に設置し、店内のお客様の動線分析を行うマルチセンサ機能も持っています。
youtubeにもその動線分析の様子が写されていますので、ぜひご確認ください。
“リアル”なデータ計測から業務効率化まで、可能性の拡大
Xovisの特長は、「ただ店舗の数字をデータ化するだけではない」ところです。
データ化するのに余分な情報をはじき、店舗マーケティングに活かせる情報のみを取得することができます。
ー欲しい情報“だけ”を選びますー
■入店と退店の区別
→従来のトラッキングカメラですと、1名のお客様が入店と退店をした際に「入店数:2」と計測されていました。
Xovisは入店と退店を別でカウントし、それぞれの数字を把握することが可能です。
そのため、カメラでとれたデータと実際の数値が大きく違うといったことが無くなります。
■特定エリアの滞在数や平均滞在時間の測定
カメラの画角内であれば、数値をとりたい範囲を管理画面上で指定することができます。
例えば店頭VPがどのぐらい反応がいいか確かめたい場合、管理画面でラインやゾーンを追加します。
それを活用すれば、店頭VPの効果率を測定することができ、課題や改善点を見つけやすくします。
今までのカメラだと、お店のスタッフも顧客の1人としてカウントしてしまっていました。
しかし、Xovisと連携している専用のバーコードをスタッフにつけてもらえば、カメラの画角に写ってもカウントされません。
ー業務効率化にも役立てますー
Xovisではそれを解消すべく、顧客の待ち時間をAIを利用して算出することができます。
スタッフにレジの応援をお願いする際にも活用できる機能です。
■入店数などの予測
計測してきた過去のデータをもとに、お店の入店数を予測することができます。
土日などの曜日やイベントや天候を加味するので、予測に合わせてスタッフのシフト管理にもつなげることが可能です。
よくあるご質問
分析ツールは店舗や欲しい情報によって合う合わないがあるかと思います。
それを踏まえて、Xovisに関してよくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
Q.精度はどのぐらい?
A.どの機能も90パーセント超えとなっています。

A.設置場所は天井のみとなり、真上から写す形となります。
石膏ボードやコンクリート天井、斜めの天井などの場合でも設置できるように、豊富な取付キットをご用意しています。
いずれにしても設置に大幅な時間や費用がかかることはありません。
A.顧客の顔自体にユニークIDがふられて数字データになるので、個人情報にはあたりません。
個人情報を保有せずに、データの取得をすることが可能です。
Q.データを出すのに時間はかかる?
A.データはリアルタイムで集計し、ダッシュボード上で確認することができます。
ただ、“予測”データを出す場合はデータの蓄積が必要となるため、最低でも3か月かかります。
Q.店舗前交通量は計測できる?
A.画角内であれば測定可能です。
Q.設置可能高さはどのぐらい?
A.2.2m~20mであれば可能です。
Q.屋外にも設置はできる?
A.設置できます。別途費用はかかりますが、防水BOXもつけることができます。
Q.POSと連携はできる?
A.POSや天候などの外部データと連携することができます。
最後に
機能が充実しているXovisですが、さらに新機能を続々開発しているところです。
今回は製品の概要について簡単にお話しただけですので、Xovisについて気になる方や導入を検討している方はぜひお問い合わせください。
↓
今後は、より発展した店舗分析ができるよう、Xovisを使った事例なども記事内で掲載していけたらと思います。
小売業界含めたすべての店舗が分析ツールを導入し、日々売り上げ改善をしていくのが当たり前の時代が来るかもしれません。
気軽に店舗計測を始めてみたいという方におすすめの記事:“計測がより手軽に。”RETAILSCOPE(リテイルスコープ)の提供を開始いたしました
弊社では、上記で紹介したXovisに加えて『esasy(エサシー)』というリアル店舗トラッキングシステムを提供しております。
esasyについてご質問やご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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弊社では月に一度、店舗担当者様向けのセミナーを行っております。
店舗分析ツールの選び方や活用方法などについて
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