DISPLAY 2019.09.13
【まとめ】VMD施工費を削減する方法 -もっと儲かるリテール店舗を-
弊社クレストはサイン&ディスプレイ以外にも、インナチュラルというグループ会社にてリテールビジネスを展開しており、サイン&ディスプレイとリテールビジネス、ましてやガーデニング業態とのシナジーは何だ?と聞かれることが多くあります。
私達が実感している最大のシナジーは、「リテールビジネスの経営側の課題を自ら体感できること」であり、その課題を全てサイン&ディスプレイのビジネスのソリューションとして提供できることに最大の価値を感じています。
リテールビジネスで利益を出すのは本当に大変。特に店舗単体で見れば見るほど、細かなところまで徹底的にコストを切り詰め、一方でマーケティングにはしっかりコストを投じなければすぐに競合ブランドが攻め込んでくる。どのようにしてリアル店舗内のVMD活動を通じてお客様の感情に訴えかけ、顧客体験をより良いものにしてゆくか。
このような考えをリテールビジネスの経営側の立場として持てているからこそ、クレストは一定規模の成長を続けることができているのだと感じています。
Contents
施工費の削減はリテール店舗の収益向上のためには重要な鍵
VMDへの投資は顧客の視覚に訴えかける活動としてとても重要な位置づけです。
しかしながらリアル店舗1店舗あたりに対して施工を入れるとすると、1人あたり約3万円の施工人員のコストがかかることはすでにご存知かと思います。
AIによって無くなる仕事、とまでは言いませんが、当然我々のようなサイン&ディスプレイ業界でも、テクノロジーの進歩によってこれまでプロでなければ取り付けることのできなかったものが、簡単に取り付けられることができる製品がいくつもあります。
さて、本日はこれまで弊社のブログで紹介してきた数々のブログ記事から、「施工費が削減できる」製品をまとめてご紹介致します。
光らない壁面ビジュアルはメタリーシートにリプレイスすべし
Blog: ビジュアル変更の味方/メタリーシートとマグネットシート
壁面に対してのビジュアル変更はこれまで職人を投入しなければ困難な作業でした。
このメタリーシートを活用することによって、壁面のビジュアル交換は店舗スタッフだけの力で実施することが可能となります。
下地にマグネットシートを仕込み、表面に金属加工がされたシートを貼るという手法になります。
ビジュアル変更コストがランニングに関しては1店舗あたり3〜6万円ほどの削減となります。
コルトン/ライトボックスはファブリックコルトンにリプレイスすべし
Blog: ファブリックコルトン -もうコルトンに施工費は要らない-
ファブリックコルトンはライトボックス式の壁面ビジュアルの変更コストを削減する製品です。
最大のメリットは、何と言っても「大きなサイズでもスタッフの方で交換が可能」な点です。
挟み込み式のコルトンフィルムをであれば、小さなサイズでもスタッフたちで変えられる場合もありますが、
例えば1,000mm×1,000mm以上のサイズであれば職人による入れ替え作業は必須なため、このファブリックコルトンが重宝されます。
全世界のApple Storeでも採用されています。
ガラス面のカッティングシートや透明フィルムはDSシートやゲルポリにリプレイスすべし
これまでもショーウインドウディスプレイやガラス面へのビジュアル掲出において、カッティングシートや、透明塩ビシートなど様々な商材を用いて、様々なVMD演出のための提案をさせて頂いておりました。
DSシートとゲルポリの活用によって、もはやガラス面のシートはもう施工費は不要です。
更にこちらのBMシートを使えば、プリントアウトさえ店舗内で完結させてしまうことも可能です。
Blog: ビジュアル変更に最適 / シートの種類と使い分け
P/Lの最適化 をお客様とともに叶える
施工費の削減は店舗の利益の上昇に直結します。
年に4回ビジュアル変更をしていれば、最低でも1回あたり3万円以上の施工人件費、そして人員の交通費などがかかります。
例えばリアル店舗を30店舗経営されているブランドであれば、安く見積もったとしても、4回×3万円×30店舗 = 360万円
のコストダウンが可能になります。
リテールビジネスである、インナチュラルをグループ会社に有するクレストだからこそ、お客様のブランドのP/Lの最適化という目線を持つことができることが最大にシナジーであると冒頭にも記載しました。
お客様の気持ちを最大限まで理解することが、私達がお客様に提供できる最大の価値であると信じています。
もしご興味がございましたら、弊社クレスト(tel:050-1748-9953)までお気軽にご連絡くださいませ。
宜しくお願い致します!
最後までご覧頂き有難うございました。