DISPLAY 2019.07.16

フォトレタッチ技術を駆使するとどこまでできるのか

店頭ヴィジュアル変更の時期に差し掛かる時期が、アパレル関係の方々ですと、年間2〜4回ほどあるかと思われます。

弊社株式会社クレストとしては、小売企業のみなさまのそういったビジュアル変更を年に数百件以上も請け負っており、本日つは読者のみなさまに、クレストならでわの目線から、助言できることをお話させていただければと思います。

さて、今回はその中でも、リアル店舗のビジュアル変更に関して必要とされる、フォトレタッチに関して私どもクレストのプロフェッショナリティをお伝えできればと思います。

フォトレタッチとは

こちらの写真を見てみてください。

左側がフォトレタッチ前、右側がレタッチ後となります。

どちらが良い写真なのか、と例えば100名に問いかけてみると、その答えは十人十色かと思いますが、明らかにわかるのは、

左:肌が荒くシワが目立つ

右:肌がきれいに加工されている

ということが判断できます。

 

このように、Photoshopを使って画像を加工していくことがフォトレタッチの技術です。

では、どのようなことができるのか、具体的に見てまいりましょう。

 

レタッチ作業の実務

 

下記にて弊社にて対応可能なレタッチ技術をご紹介いたします。

①色の補正(全体、もしくは部分)

人の肌、商品など特定の部分について色の調整(演出)をします。

②グラデーション(明暗の階調部分)、コントラスト(明暗差)の調整

写真全体の印象を決める大切な要素です。

③シワや肌の質感の修整

被写体のシミやシワなどを補正して美肌に加工してしまうことができます。

④プロポーション(形)やパースの修整

人物を痩せさせたり太らせたり(ぽっこりお腹・あごをシャープにさせたり、バストアップや筋肉など)と変幻自在に修整

風景に遠近法をつけたり、建造物の歪みをとったりできます。

⑤シャープネスやボケの調整

シャープもボケの調整も全体を均一に処理するのではなく、「必要な範囲」に対して適用できる。ピントの合っている部分は鮮鋭に見せ、アウトフォーカスの範囲は濁りのないボケ味に仕上りにします。写真の見せ方を高める上ではこだわりたい処理をします。

⑥ゴミ取り

デジタル一眼レフで撮影を行なうと必ずと言っていいほど意図しないゴミやホコリなどが写り込んでしまうため、色調整などよりも優先的に、必ず行なっておくべき作業です。

⑦不要物の除去

写したいものがだけが写っているとすっきりした印象になるため、フレーム内に必要ないものを排除する作業。

 

上記のような作業がフォトレタッチの一連の作業となります。

 

と、主にこれらの作業を複数の手法によって行い使い分けて行うことで画像(写真)が目的に適った状態に持っていくことが可能です。

 

なぜレタッチをする必要があるのか?

 世の中の広告画像の中で、何がレタッチされているのかと言うと「世に出ている全ての広告はフォトレタッチが施されている」と言っても過言ではありません。

 それはなぜかというと、

カメラマンのニュアンス

企業が発信したい情報

 この2つのギャップを埋めることがフォトレタッチという業務の存在意義であると考えています。カメラマンは自らのアイデア、テクニックを駆使して自ら(個人)の範囲で最高の作品を仕上げるというマインドであります。

 一方で、企業はそれを「1人でも多くのお客様に『良い画像』『美しいと思う画像』と思ってもらえるような画像を見せたい。」というマインドが働きます。

 

この2つの乖離を埋めゆくことが、まさにレタッチを行うレタッチャーの真髄です。

 

そんなレタッチャー(フォトレタッチ専門のデザイナー)を完備している弊社では、いただいた画像(写真)の修整から実際に映し出すメディアへの制作、施工/納品までとワンストップでお手伝いできることでスピーディー且つローコストで対応可能なのです。

 

ただし、レタッチの世界はそれだけではありません。

私達クレストのレタッチャーは、お客様からの本当に素晴らしい難題を沢山乗り越えてまいりました。

画像は公開できないのですが、以下の難題を是非皆様も想像してみてください。

 

クレストのレタッチャーが乗り越えてきた難易度の高い案件5選

①化粧品メーカーのお客様からのミッション:

「販売したいリップの色が変更になったので、全部の商品のリップの色を変えて欲しい」

というご依頼を受けて、実現したことがあります。

 

②アパレルブランドのお客様からのミッション:

「モデルの足が短いから伸ばして欲しい」

というご依頼を受けて、実際足をのばしたことがあります。

 

③ジュエリー関係のお客様からのミッション:

「ダイヤモンドに光が右からあたっているけれど、左からあたっているように変えて欲しい」

このようなご依頼もクリアさせていただいたことがあります。

 

④アパレルブランドのお客様からのミッション:

「モデルの背景が途切れているので、背景の山並みの写真を左右に100mmずつ増やして欲しい」

ということで、背景の山並みを空想して想像を重ね、左右を100mmずつ作成したこともあります。

 

⑤飲食関係のお客様からのミッション:

「鰹節がのっているたこ焼きを、ネギマヨネーズがのったマヨたこに変更して欲しい」

「塩焼きそばを、ソース焼きそばに変更してほしい」

という難題さえもクリアし、実際に上記全てのものが全国の店舗で使われることとなりました。

 

さいごに

世の中のありとあらゆる広告物の画像(写真)には、必ずと言っていいほどフォトレタッチが不可欠なのです。

弊社では店頭のヴィジュアルに対して、レタッチ作業から実際に施工/納品までワンストップでご対応いたします。

もし既存ヴィジュアルにお困り事があったり、さらなるクオリティアップをお望みであればお申し付けください。

 

プロのレタッチャーが、みなさまの空想の全てを、現実世界の画像に仕上げます。

ご用命はこちらまでいつでもお電話いただくか 050-1748-9926 

弊社のお問い合わせフォームよりご連絡をください。

 

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