SIGN 2019.07.23
デジタルサイネージ最新導入事例のご紹介
近年、アパレル業界のクライアント様を中心にリアル店舗における大型デジタルサイネージを駆使した映像コンテンツ訴求が改めて注目を集めております。
新たな店舗の御出店、WD装飾やPOPUP装飾に至るまでその用途は多岐に渡ります。
これらの背景にはデジタルサイネージの品質向上・低価格化がある一方、5Gをはじめとする今後の大きな社会的変化を目前に、来たる未来に向けたリアル店舗の変革準備が着々と成されているように感じてなりません。
本記事では弊社クレストが担わせて頂いたデジタルサイネージ導入の最新事例をご紹介させて頂きます。皆様の今、そして来たる未来の一つのアイデアにご活用頂ければ幸いでございます。
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オープニングセレモニーを彩る大型デジタルサイネージディスプレイ
2019年6月1日、弊社クライアントの 株式会社ラッシュジャパン様がアジア最大規模の旗艦店「LUSH 新宿店」をOPENされました。4フロアごとに異なるコンセプトが設けられた当店舗のシンボルとして約426inchに及ぶ巨大デジタルサイネージ(LEDスクリーン)をご提供させて頂きました。
ビル外壁にある既存ガラスのR面に合わせてオーダーメイドで製作されたこの巨大デジタルサイネージは4フロア各面の映像が連動し、様々な訴求バリエーションを齎します。
OPEN当日にはスクリーンを用いてCOUNT DOWN EVENTが開催され、OPENを待ち望むお客様に加え、店舗前を通る人々が立ち止まり動画撮影やSNS共有をされるなど記念すべき日が華やかに彩られ、各種メディアにも取り上げられておりました。
デジタルサイネージは一つのツールに過ぎない
ラッシュジャパン様とのお仕事を通じて、デジタルサイネージを活用する上で大切なことを学ばせて頂きました。それはクライアント様の持たれる「未来への課題感」「ビジョン」「情熱」です。
LUSH 新宿店のコンセプトの一つには「文字情報に頼らないアイコンやピクトグラム、動画コンテンツをプロジェクションするなど言語表示を減らすことで誰でも利用しやすい空間に仕上げる」というものがあります。
リアル店舗の未来、小売の未来と常に向き合い、変化・進化し続けようとする姿勢の「今」を具現化するツールの一つがデジタルサイネージであったのだと痛感しております。サイネージの配置位置、映像コンテンツのタイムスケジュールなどに関して本国のコンテンツチームを含め入念に打合せを重ねて実現できたことも、ラッシュジャパン様の「未来への情熱」があってのことでした。
効果検証、データマーケティングへ
華々しいOPENを迎えて1ヶ月と経たないうちに、次なるステップを迎えます。
それは未来の実現に向けて選択したツールが狙い通りに機能しているか、コンセプトが適正にお客様へ届いているかの検証です。先日ラッシュジャパン様よりこの課題に関するお問合せを頂き、弊社がご提供している効果測定ツール「ESASY」の活用について今後お打合せを進めていく予定です。
お客様が描く未来を実現するためのツールをご提供し、ともに未来を作り上げていくことができれば弊社としてこれ以上の喜びはありません。
【ESASYに関する情報】
https://crestnet.jp/retailtech/esasy/lp_201906/
最後に
冒頭にも述べました通り、今後10年〜20年にリアル店舗の在り方は大きく変化していくことが予想されております。今想像する以上の、よりコンパクトでよりダイレクトなコンテンツ訴求がもたらす新しい顧客体験がリアル店舗に普及してゆくかも知れません。
しかしそれらは時代がもたらす技術革新に依存する単なる「流行りもの」であってはならず、クライアント様の抱かれる「未来への課題感」「ビジョン」「情熱」を原動力とした今この瞬間の選択の積み重ねる先にあるべきだと筆者は考えております。
クライアント様の想いに寄り添いながら、先にある未来に向けた最良の選択を一つ一つ実現するパートナーであれれば幸いでございます。
ご用命は、弊社クレスト(tel:050-1748-9458)までお気軽にご連絡くださいませ。