DIGITAL 2018.11.14
デジタルサイネージ導入してみませんか?
デジタルサイネージの活用はその幅を今も広げていて、海外では外壁一面がLEDビジョンで覆われているようなアパレル店舗も見受けられます。
先日、複数のアパレルブランド様より「LEDビジョンを旗艦店に導入したい」というご相談を頂き導入に至りました。そこで、同様にLEDビジョン導入をご検討中のお客様に向けた記事をまとめてみました。
デジタルサイネージは「LEDビジョン」と「液晶ディスプレイ」に大別される
よく「デジタルサイネージ」と一括りに語られますが、大きくは「液晶ディスプレイ」と「LEDビジョン」に分かれます。簡単ではありますが違いは以下参照ください。
- 発光 LEDビジョンはパネルに等間隔で配置されたLED球(ドットとも言われる)自体が発光します。ピクセルが赤・青・緑(光の三原色)のLED球で構成され、色彩表現をしています。一方、液晶ディスプレイ(PCやTVモニター)はピクセルが発光しているわけではありません。無色のバックライトを三原色のフィルター(液晶上)を通して色彩表現をしています。電流を流すことでフィルターの構成を変える仕組みです。
- 輝度(光の強さ)
最大値で比較すると、LEDビジョンの方が圧倒的に輝度が高いです。 LEDビジョンは800~8,500cd(カンデラ)、液晶ディスプレイは700~2,500cdほどです。太陽光が差し込むような環境では1,200~2,000cdほど必要となり、ビル屋上などに設置してあるデジタルサイネージはほぼLEDビジョンです。 - 視認距離
近距離で目視した際には圧倒的に液晶ディスプレイが綺麗に見えます。 ピクセル間の距離(以降ピクセルピッチ)の違いによるものですが、一般的にはLEDビジョンが2,5~20mm、液晶ディスプレイが0.3mm程度です。ちなみに渋谷スクランブル交差点周りのビル外壁LEDビジョンは20mmピッチが主流。
適正距離(m)=ピクセルピッチ(mm)×1.16
以上の違いを大雑把にまとめると、
●屋内・店内で比較的近距離でお客様が見る、高解像度でサイズ小さめ
液晶ディスプレイ
●屋内で会場などで遠距離から視認する大型ビジョン
LEDビジョン
●屋外・WD内から外向けにサイズ大きめに展開
LEDビジョン
という条件選択ができるかと思います。
W1000H2000のLEDビジョンを店内に導入した事例
先日、実際に導入頂いたLEDビジョンはアパレル店舗様の店内WD面から店舗外へ向けた設置でした。日中、太陽光に負けない輝度が必要であることやサイズ・納期・ご予算感を踏まえLEDビジョンを選択した経緯があります。
導入LEDユニットのお薦めポイント
LEDビジョンは任意サイズのユニットを組み合わせることで大きな1面を作ることができます。今回導入頂いたビジョンはW500H1000を継ぎ目なく組み合わせてW3000H2000サイズを展開しました。
解像度が高い
通常W3000H2000サイズで使用されるLEDビジョンのピクセルピッチは4mm(P4)が一般的ですが、導入頂いたLEDビジョンはLEDピッチ3mm(P3)と解像度が高く鮮明です。ちなみに輝度はアウトドア用を採用しましたが、現場で輝度調整も可能です。さらに自動調光器を繋ぎこむことで夜間のみ輝度を自動で落とすこともできます。
ユニット組み合わせ・交換が容易
ユニット自体を組み合わせる上で、ユニット同士をレバーで固定できるため組み上げが非常に容易です。
仮に別店舗に流用するような場合はすぐにバラして持ち運ぶことができます。
お客様が解体することもできる程です。
万が一、1枚のユニットに不都合が生じた場合も早急に対応可能です。
価格優位性がある
ハイスペックでありながら、現状の国内市場価格と比較して優位性があります。
上記のお薦めポイントにご納得頂き、無事導入して頂くことができました。
詳細打合せから施工までの流れ
ご相談から納品まで1.5ヶ月~2ヶ月程度となります。
Step1.概要 お打合せ
サイズや掲出箇所、納品予定日などをお伺いし概算にて見積致します。
Step2.現場調査・詳細お打合せ
設置箇所の調査、設置方法(壁付け、天吊、自立など)や配線方法など詳細をお客様、あるいは設計・内装業者様とお打合せ致します。LEDユニットサンプルを持参しサンプル映像をご確認頂くことも可能です。
Step3.各種手配
Step4.設置・設定
LEDビジョンはレンタルも可能です!
「買取・常設ではなく短期的に取り入れたい。」
こんなお話もよくお伺いします。
POP UPなど期間限定イベントにサイネージが必要なお客様へはレンタル対応も可能です。
レンタル用在庫の状況にもよりますので、お問合せください。
LEDビジョンは様々な見せ方に対応できる
上記のような規定サイズのユニットを組み合わせる方法以外にも、様々な掲出方法に対応できるLEDビジョンが存在します。
- サイズオーダー・曲面表現
曲面対応のLEDパネルを使用すれば、店内や施設内の柱や天井、ゲートなどにオーダーで
ビジョンを展開することも実現できてしまいます
- 透過型LEDビジョン
ガラス面に透明なアクリルベースのLEDパネルを設置することで背面が透過した状態で
映像を展開することが可能です。ガラス貼りの路面店舗にて部分的に映像を展開するだ
けでも大きなインパクトがあります。
最後に
LEDビジョンを中心にご紹介して参りましたが、液晶ディスプレイもLEDビジョンも
技術革新によって相互に可能性が広がっています。
是非この機会にデジタルサイネージの今に触れてみては如何でしょうか。
そして「大型のLEDビジョンを店舗に導入したい!」というお客様、
弊社クレスト(tel:050-1748-9953)までお気軽にご連絡ください。
宜しくお願い致します!