LMI Group NEWS 2018.01.25
見た目だけではわからない。「シンガポール」が教えてくれた事
毎度お世話になっております! セールスの阿部です。
今回急遽ではありますがシンガポールの市場視察に行ってまいりました。
約一週間という期間でしたが、人々の豊かな感情に感化され一皮剥けれた?
旅でもあったと思います。
順を追ってではありますが、現地のレポートを作りました。
宜しければ最後までお付き合いくださいませ。
シンガポールに進出してマーケットはありそうか?
①市場は魅力的か?
→広告媒体はどの程度あるか?
→日経企業はどの程度いるか?
→扱っている商材は売れそうか?
→流行りは整合とれるか?
②協力業者はいそうか?
→看板を作れる板金工場はあるか?
→照明業者はいるか?
→日本語通じる業者はいるか?
③自社の強みをいかせそうか?
→パーソナルエージェントは通じるか?
→親密度優先の差別化はできそうか?
→価格は通用するか?
主にこんなところを現地で偵察するのが目的の旅でした。
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といっても、常夏の国です。
日本では冬真っ只中の日本と比べ暖かい国と聞いてましたから少し陽気な気分も含まれており、テンション高めで日本を出発いたしました!笑
早朝に出発し、6時間程飛行機に揺られ現地に到着したのが夕方でした。
さすが一年中夏のような国。
蒸し暑く、ちょっとした移動ですぐに汗だくになってしまう程です。
が、これにめげずに気合を入れなければ市場調査が達成できません。
空港から30分程離れた宿泊場所へチェックインした私は早速現地へ繰り出しました。
DAY1 – 現地の食文化
いくつかのソウルフードがそこにはありました。
人口約550万人の内の約半分が多国籍の国です。
様々な文化が食にも入り混じっており、
中華料理をはじめタイ料理、ベトナム料理、インドネシア料理、
一部日本食もありました。
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NEWTON FOOD COURT |
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海鮮(甲殻類)がうまい! しかし、かなり高額!! |
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チキンライスがメジャー! ヘルシーだが肉がジューシー! |
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店主は日本人では無いが、活気溢れるラーメン店も! |
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その他 フードコート風景。お昼時は行列ができてます
シンガポールでは自炊するというよりは、 |
DAY2 – 現地のショッピングセンター事情
有名な繁華街オーチャードストリートを訪れました。
そこは日本で云う銀座のような場所で、様々な言葉が飛び交う活気溢れた場所でハイブランドのみを取り揃えた百貨店が軒を連ねていました。
サイン業者目線で店舗をみておりましたが、現地では強い景観条例のようなものがあるらしく広告掲出数も制限され日本のような看板パラダイスという感じではありませんでした。
点滅する看板もなければ、デジタルサイネージのような映像サイン等も殆ど見受けられず昔ながらの美しい街並みを維持しようとしている文化を感じることができました。
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日本でもおなじみ高島屋 |
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こちらもおなじみISETAN |
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現地富豪オーナー個人百貨店 |
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唯一の特大広告。大きさ想定 20m×20mという超ビッグサイズ! |
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バナー広告などもありますが、意外にもサインの規制があり少ない印象です |
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高所作業車はアウトリガーの無いショベルカーのような形をしてます! |
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一方店内は、屋外のように規制が無いので広告が溢れていました |
ここシンガポールでは、
個人資産2億円以上無いと、、、、
永住権が取れないという非常に参入障壁の高い国だそうです!笑
そんな居住者やビジネスパーソンを相手にしている富裕層をターゲットにしているだけあって、ハイブランドのオンパレードは納得ではありますが、我々のようなぶらっと訪れた庶民にはハードルが高く、何も買うことができませんでした笑
しかしながら、顧客目線というよりビジネスという視点では、サインやディスプレイの数は日本に引けを取らないぐらい溢れており、仕事はたくさんあるという確信は得られました。
これらのディスプレイツールをどのような商流でここに行き着いているのか。
チャネルを詳しく調べ、分析を行い続ける必要があると思いました。
DAY3 – 日本との出会い。
日本で大変お世話になっている協力業者さんがシンガポールに出店していました。
まずご紹介するのが名刺、チラシ、ポスター等、入稿をしたら数時間で作成してくれる卓越したオペレーションを持っているアクセアさんです。
現地のシンガポール人は時間にルーズで、名刺一つ作るにも数週間を要するらしいです。
そんな文化を逆手に取り、急ぎ名刺やチラシが欲しいというビジネスマンや地域の商店街のニーズに合わせ即対応をしているこのようなビジネスモデルは現地では大変重宝をされているようです。
ニーズを掴んで話さない、素晴らしい企業努力を伺うことができました。
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アクセアシンガポール 斎藤さんと八田さん 初めて訪れた我々を暖かく日本語で迎えてくださいました。 一期一会 そんな日本人としての文化がここシンガポールでも根付いていました。 |
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アリストシンガポール本社
続いて日本国内でもLEDモジュールの高シェアを誇っているアリストさんです。
羽田空港をはじめ、数多くの公共機関の照明を扱うことから品質の高さと信頼、実績が伺える会社さんです。我々クレストも彼らなしでは照明を語れません。
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DAY FINAL – シンガポールでの学び
冒頭で申し上げた、ヒト、モノ、カネ、ジョウホウという枠組みにおいて。
ここシンガポールは我々サイン業者にとっては十分なマーケットである。
一つの結論です。
しかし、
点と点の出会い重んじるシンガポールという国は
ビジネスだけでなく
もっと深い人との繋がりが最も大事な事だと教えてくれたような気がします。
閲覧ありがとうございました。
セールス 阿部一久