RETAIL TECH 2017.12.18
【事例】「デジタルサイネージ」の実証実験の効果測定【さがみはら産業創造センター様】
地域の情報を電子看板で JR淵野辺駅北口で18日から実証実験
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201712/CK2017121202000128.html?ref=rank
(2017年12月12日東京新聞掲載)
実証実験 商店、イベント、防災情報など放映 相模原・淵野辺駅前通り /神奈川
http://mainichi.jp/articles/20171214/ddl/k14/040/047000c
(2017年12月14日毎日新聞掲載)
”同市に拠点を置くソフトウエア関連の中小企業でつくる「さがみはらIT協同組合」や 市、さがみはら産業創造センターなどが連携して、まちのにぎわいづくりを図る。サイネー ジを備えた多機能型自動販売機の開発に向けた実証実験で、サイネージにカメラを付けて通 行量や画面の注視率を測るほか、見た人がボタンを押したら画面がズームアップされる参加 型の双方向通信機能のあるコンテンツも作る。” [引用〜毎日新聞電子版〜]
先日こちらの記事に紹介された試みの実証実験の計測ツールとしてESASYを採用していた だき計測を開始しています。
簡単な取り付けの効果
実際施工にいったのは2名でしたが、施工は2時間。実際作業らしい作業といえば電源ケーブル系を綺麗に隠しまとめる。LANとUSBケーブルを結束バンドで止める。カメラを両面テープで固定する。
だけの作業でして、ネットワークやコンテンツ放映機器を設定する他社様はエンジニアらしいお仕事をしている中。クレストは完全に施工屋さんと化していました。
それというのもカメラ部はビス不要で固定できますし。本体もコンパクトな為、しまい場所には困りません。今回はディスプレイとガラス面の2箇所に固定するだけでしたので簡単に作業は完了しました。
交通量と年齢性別推定の顔検知
今回はご要望によりディスプレイ全面の交通量と実際に視認された人の年齢と性別を推定した数値データを取得しています。個人情報にまつわるデータや、画像データは保管されていないのも今回選定していただいたポイントでした。
ここで実際のデータはお出しできませんが、
・時間毎の交通量。
・時間毎の視聴数。
・足を止めて見てくれた人の年齢・性別データ。
が簡単に集計できる形式のデータとなっている為、分析を担当している青山学院大学社会情報学部飯島研究室の学生の方から興味深いレポートが制作されていくと思います。
導入の経緯
今回の導入はさがみはら産業創造センター様よりWEBページからお問い合わせをいただき、お電話によるヒアリングが1回。個人情報にまつわる問い合わせがメールで1回。全体関係者が集まる前で、改めてシステム仕様を説明する会議が1回。で、会議のあと午後には設置というスピーディーな導入が実現できました。
弊社への問い合わせ、質問事項もコンパクトに問い合わせいただいた為。齟齬もなく回答しやすかったのが印象的でした。
初めましての会議のあと、そのまま施工というのは流石に初めてでしたが。いろいろお気遣いいただき小まめに情報を出していただけたので、こちらも念入りな準備をして現場に入れた為、こちらも十分に準備をして設置に望むことができました。
1番最初のとっかかりは飯島研究室の学生メンバーの方がWEBでESASYを見かけたのが最初だったそうです。会議のあとその学生さん達へ説明会をしたのですが、流石といいますか。質問の深さと、理解力の速さに驚かされました。その中でもESASYから取れるデータの有用性に興味をもっていただき、その応用についてアドバイスまでいただいてしまいました。
市・大学・企業が集まった試みの中での計測
今回弊社はESASYの提供を行うだけで、実証実験の主目的であるデジタルサイネージとコンテンツの制作には関係ありません。
主目的のサイネージ側メンバーは沢山の関係者の方が関わっています。相模原市、大学、企業様が寄り集まっている状態の中で、弊社製品を採用していただけたことはとても嬉しく思っております。
これからサイネージの有用性とコンテンツの効果について、みなさんが試行錯誤するんだと思います。ESASYはただその結果をトラッキングしデータ化することしかできませんが。みなさんの頑張りを、ありのままデータ化することで貢献できればと思っております。
商業的な評価だけでなく今回のように、コンソーシアムの評価測定に採用いただけたということは何よりも嬉しく思っております。
クレストではリアル広告の効果測定について積極的なサポートを惜しみません。
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