RETAIL TECH 2017.05.24

Googleも研究中のリアル店舗来場者数の把握

どうも。遊びがお仕事いつものNaoyaです。

にわかにオムニチャネル、とか店舗分析のバズワードが飛び交っていて毎日国内外の記事を参考にしていますが。

とうとう今日、Marketing Nextカンファレンスで発表がありました。2015年から「来店コンバージョン」として提供されていた機能ですが、正直条件・制約が導入事例はあまりきいたことありません。

Marketing Nextカンファレンスの発表

この記事の中では、こう書かれています。

Googleはこれまで、Wi-Fiの信号や位置データ、地図、計測データなどを利用して来店数を巧みに推計してきたが、でも過密都市や中高層のモールなどでは顧客の動きを掴みかねていた。そういうところのロングテールは、従来の推計テクニックになじまないのだ。


みんなが同じ課題に直面し、同じ感想を持っていることにちょっとうれしくなりました。
またこんな風に締めくくられています。

YouTubeの利用を告知するにあたってGoogleはマーケターたちに、店舗売上の管理機能をデバイスとキャンペーンの両方に含める、と発表した。店頭データをAdWordsに統合すると、コンバージョンからの来客がさらに目立つようになるだろう。

これは!?非常に興味深いですね、来店者情報がAdwordsに反映されるとなればいろんな効果測定を横断的に行えるようになります。

ESASYを企画開発をする自分としては、この流れにどう乗るか。というのは重要な懸案事項ですが、なにより自分のアンテナの方向性が誤りではなかったんだな、というのが非常に心強く楽しくなってきます。

ESASYの場合はもっとピンポイントの局所的なデータ収集になりますが、いつかGoogleのこの試みと統合できたら素敵だろうなぁと妄想してやみません。

ESASYで取ったデータをAIで自動推計できたらきっとすごいことになるんだろうなと思ってます。

あとから誰かに教わるか、先駆者になるか

現在、リアル店舗・物理店舗の計測評価、推計に関しては「答え」を持つ人はいないと思います。成功しているお店でも、決定的な根拠はなく「なぜ勝てたのか」を翌月・翌年の施策に効率的に反映することは非常に困難だと思います。

ESASYで日々集積しているデータも、本当に役立つものなのか。別の計測位置が適切なのか、自信を持てない時もありますが。いつかリアル店舗を計測しWEBの販促施策とシームレスに評価判定する必要がでたとき「さぁ、やってみよう」では手遅れになると思っています。

いまはまだ、誰も習得していないからこそ。皆が同じスタートラインに立ちオープンイノベーションが起きるのだと信じています。

そのためにも今後もESASYは新しい技術を取り入れ、新しい運用法を模索し、相互的に連携するユニットとして進化させていきたいと思います。

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