RETAIL TECH 2016.06.17

ドーモ!エサシーです

こんばんは、遊んでばかりのNaoyaです。
今日は本当に遊び半分のネタになりますw

さて、ひさびさのESASYネタになります。
https://crestnet.jp/retailtech/esasy/

ESASYは最終的にデータをCSVの形で出力しますが、それを粋なBI/DMPにかましてあげるとなかなかヘビーメタルな結果を出せることに我ながら感心しています。

なぜ突然DOMO

弊社はもともと、マーケティングにMarketo=MA 、案件管理にSalesForce=CRM/SFA。
タスク管理にTrello、共有ストレージにGoogleDrive、BIとしてDOMO、コミュニケーションプラットフォームにSlackと、「システム会社さんですか?」と言われるくらい様々な先進的なソリューションを導入し運用しています。(インナチュラルという小売り店舗管理も行っているので、さらに種類は増えます)

そんな弊社システム担当として、毎日複数のアカウント・ブラウザーを立ち上げあれこれ管理を行っているのですが、忙しい時にかぎって上司からは「売上やESASYのレポートが欲しい」と言われるわけです。

「自分で勝手に見てほしいな……….」と思ったところに、DOMOの存在を思い出しグラフ化することを思いついたわけです。

データドリブンな運営が実現できるようになった

データストレージに1時間おきにCSVを出力するようにしてもらったので、DOMOからストレージにアクセスしデータを同期します。

DOMOにはDATAFLOWと呼ばれる、データコントローラー機能があります。
簡単にいうと、SQLを登録しておいてイベント起動で勝手にデータを加工させることができるわけです。

イベントはいくつかの種類がありますが、基底データに変更(テーブルに対しINSERT/UPDATEが実行)がはいったら起動する。というイベントがあります。

それを使ってあげると

こんな感じで自動化されるようにできました。

データクレンジング(SQLの記述部分)も

 <DOMO/DATAFLOWエディター画面>

こんな感じのGUIなので、直観的にデータをあれこれいじることができ簡単にプログラミングできます。

あとは、グラフにマッピングしているビューデータが更新されると勝手にグラフがリフレッシュされるので何にもする必要がなくなりました(n*´ω`*n)

なにより早いのがうれしいです。
Excelでヒーヒー言いながらフィルターをかけてピポットしなくていいのかと思うとそれだけで涙がでてきます。

ちなみに、ESASYは一般的な店舗に設置すると10000/基/日 レコードが生成されます。
今実地検証機含め40基以上の端末が稼働しており、取り扱いデータ量はエクセルの限界を超えますw

上司に「レポート!レポート!」と追われることもなく、データはいつでも最新状態が担保されるため、冷静にデータを見ながら状況判断をすることができるようになりました。

データプッシュを強化

DOMOには通知機能があるので計測結果がしきい値を超えたとき、メールを投げることができます。
それをWEBサービス同士をつないでくれるクラウドコネクティブ経由でSlackへメッセージを流し込むことで、「こちらから取りに行かなくても知りたいことが強制的に通知される」仕組みを実現できました。

メールでもいいのですが、Slackのほうが最適なチャンネルが結びつくのでメールより監視という意味では楽です。

システム屋さんでいうところの「でーたどりぶん」な意思決定ができるようになったのではないかな?|д゚)ちらっ と思っております。

また「聞かれる前にじゃんじゃん通知が飛ぶ」ので、煽られてる姿を見るのも微笑ましいです。

オープンデータとの連携

調子に乗って気象データなどオープンデータを取り込んで、店舗ごとの気温・天気と来店数(ESASY計測結果)から販売結果(POS)の分析をはじめてみました。

これからの研究課題ですが、結果報告できる日を楽しみにしていただければと思います。

DOMO-ESASY(どーも、えさしー)です。の完成

はい、これが言いたくて今日はBlog書きました。すみません。

さて、初期のころはCSVをサーバーからダウンロードし、それを成形してDOMOにアップロードしてレポート作って。。。というのをやってたのですが120000レコードを超えたあたりから泣きが入ってましたw

でもDOMOに直接流し込み、自動的にデータが更新されるようになったおかげでDOMO上で遊ぶ範囲を広げられました。

現在管理している分析カード(DOMOの場合、1グラフをカードと呼びます)は100カードを超えました。

自社店舗のインナチュラルでも9店舗、各店6~8基設置中なので、いろいろな視点で比較検討してたらすごいカード数になってました。

社内メンバーにも共有していますが、それそれの立場で見たい情報は違うためそれぞれ用に必要なカードだけ切り出して共有しています。

店舗にもダッシュボードの一部として常設することも考えています。

無機質なBIはいやだわぁ……

当社のインナチュラルは「インナチュラルライフを提案する」をコンセプトに店舗を運営しておりますが、そんな「ナチュラル」なお店のスタッフが数字やグラフばかりを見て眉間にしわ寄せてお客様の対応して良いわけもなく。

でも、数字は気にしないと仕事にならなくて。でも、できるだけ楽しく見てほしいなぁ。。。と思ってたところ………….見つけてしまいましたw

Design Studio

まだβ中なのであまり大っぴらに書いて怒られたらまずいので、こっそり書きますが。

なんかシャレオツなイケテルグラフをデザインできるツールっぽいです!

デモページを見ると、なんか攻殻機動隊みたいでカッコいい(“・∀・)

ちょっと作ってみたらこんな感じ

ナチュラルなのでとりあえず背景グリーンでw
もちろんデータリンクしてるので、勝手にグラフが更新されます。

AdobeiIllustratorのextensionとして提供されているので、デザイン部分はイラレで行います。
extentionの中にサンプルがあり、それを選択してillustrator上のレイヤーにADDするだけ。

あとはアップロードするとDOMO上でカードとしてコンバートされる仕組みです。

ひとつ楽をして、またひとつ苦労を背負う

昨晩、これを見つけて一人テンション上げ。
翌日朝一番で上司に報告したときの、彼の引き攣った笑顔を見て、本当にこの会社に入ってよかったと思いました(´▽`)

サイン&ディスプレイ製品に関するお問い合わせ リテールテック製品に関するお問い合わせ

サイン&ディスプレイ製品に関するお問い合わせ

リテールテック製品に関するお問い合わせ