SIGN 2015.04.29
屋外看板メンテナンスの本来の有るべき姿
みなさん、こんにちは!
株式会社クレストです。本日もブログをご覧いただきましてありがとうございます。
表題にもある通り、屋外看板のメンテナンスについてお話させて頂きます。
看板のメンテナンスが必要な理由
看板のメンテナンスを定期的に行うべき理由は、皆様もご存じの通り
安全性の確保に他なりません。
実際に、過去メンテナンスを怠ったが故に事故が起きてしまったケースが御座います。
安全な看板施工にあたり、施工に関わる人、設計・技術、点検要項等様々な要因が存在します
屋外看板は、屋外広告物許可申請という行政の手続きが必要なのは皆さんご存知でしょうか?
まずは看板の施工にあたる大まかな流れをご紹介致します。
施工の流れ
①製作看板のデザイン制作
↓
②役所(区役所、市役所)へこういう看板付けるにあたり違反ではないか確認
(建物の壁面面積の1/3以下、歩道からの高さ、色彩の条例等がございます。
住所変更等で行く役所ですが、都市計画課や道路占用係等の窓口が担当になります。)
↓
③事前協議可否の確認
↓
④OKが出次第、施工
↓
⑤施工後2年〜3年に1回の広告物の点検
(期間は役所により異なります)
↓
⑥役所へ報告
基本設置してから⑤と⑥のサイクルになります。
設置したら終わりという訳では無く、定期メンテナンスは必須項目となっております!
メンテナンスにおける注意点
こちら流れに沿った手続きを踏まないと違法看板として摘発対象となります。
定期的なメンテンナンスを義務付けることで、事故を未然に防ぐことが目的です。
しかし、この流れに沿って定期検査を行っていたにも関わらず、
事故が起きてしまった例もあります。
その要因としては、看板の定期的な検査である、前述の⑤と⑥を目視のみで検査しており、
「見た目が大丈夫そうだから」
という理由で役所に点検報告を上げたと想定されます。
ブラケットという看板を支持している金物が錆び付いて腐っていたのにも関わらず、ついには看板が落下してしまいました。
これは目視のみで確認してしまった為、中のアンカー等は開けてみていないという事です。
最後に
「たぶん大丈夫だろうという」思い込みは事故の根底になり得ます。
予めの設計は勿論の事、定期的なメンテナンスは必須項目という点を、
同業の皆さん、そしてこれから開業等を考えてらっしゃるクライアント様、一度立ち止まって改めてお考え下さい。
折角お客様を呼ぶ為に設置している看板を、本来の役割を果たしているから放置では無く、お店の顔、良きパートナーとして定期的にメンテナンスを実施していきましょう。
万が一看板が落下する事故などを発生させた場合、企業・ブランドの著しい風評被害の発生、ブランディングの崩壊が想定され、単にその事故で発生した損失以上に大規模なマイナスが発生するのは誰しもが想定出来るかと思います。
私共は今後も、屋外広告士として屋外広告物条例に乗っ取り、安全且つ環境に配慮したサイン計画を続けて行く予定です。
リスクゼロのビジネスを共に作り上げて参りましょう!
もしご興味がございましたら、弊社クレスト(tel:050-1748-9953)までお気軽にご連絡くださいませ。
宜しくお願い致します!