早速ですが、今回は私が好んで使用している2種類インクジェット用シートのご紹介をさせていただきます。
1【ブロードタック】
1つ目は剥製性が高い【ブロードタック】という素材でございます。弊社には再剥離用のシートを数多くラインナップしておりますが、私のせんたく理由は以下です。
・ 下地に対しての汎用性の高さ(ガラス面、タイル、フローリング等々)
・ コストパフォマンス
下記写真のように通常の糊付きシートと比べ、剥離性の高さはもちろん、空気が抜けやすい仕組みになっているため、施工時間の効率化を図れています。

※大和化成商事株式会社HPより引用
メーカーは壁面用として用いること謳っているですが、私は床用のラミネートと組わせてで短期間の装飾シートとして用いる事が多いです。
床:タイル

床:フローリング(ワックスが取れる可能性も有る為、個別に検証を推奨しております)

床:WD内
2【ゲルポリラミネート】
2つ目は吸着性のあるラミネート、【ゲルポリラミネート】です。ゲルポリは吸着シートの1種でして、インクジェット用シートの素材です。その中でも、ゲルポリラミネートは吸着性のあるマウント材なので、素材の組み合わせによって吸着性の無い素材を、吸着シートとして使用する事が可能になっております。
私がご提案している組み合わせは、両面出力シートに対してこのラミネートを使用しております。それによりサイズの大小を問わず、作業員の施工いらずを実現しております。

今までの両面出力されたシート類は、かならず弊社にて施工まで請け負わせて頂いておりましたが、ゲルポリラミネートの使用により、ご提案の幅が広がりました。例えば、上記写真のシートサイズは、H2500mm程度ですが仕上がりはキレイだとの声を頂いております。
まだ両面出力シートの施工は、外部に依頼しておりましたら、この素材の組み合わせをご検討いただけましたら幸いです。またゲルポリラミネートの組み合わせは、これだけではございません。新しい吸着シートとしての可能性もございますので、ブロードタックも含めて、少しでもお役に立てれば光栄です。