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サインの昔と今

SD2の倉岡です。

私はこの業界に入って13年目になります。
この期間の中でもねまぐるしい進化と遂げております。

しかしながらこの年月のずっと以前より看板は存在しつづけてきた訳で、、

今回はその看板業界の遍歴を振り返ってみたいと思います。



看板の歴史

日本の看板の歴史はとても古く、701年「大宝律令」の法律で定められていたそうです。
「都で毎月開く市には、商品を標識で示すこと」といった法律の記述あり、これが初めてだとされてます。
この時は、招牌(しょうはい)呼ばれていたようです。

また、日本で残っている一番古い看板は、鎌倉時代(1185年 – 1333年)の「虎屋文庫蔵」というお菓子屋さんの御饅頭所の衝立看板と言われてます。お店で扱っている商品やサービスを、分かりやすく表現した絵馬のような看板が登場しました。今でいう「イラスト看板」です。

江戸時代(1603年 – 1868年)頃から一緒だった、篆刻(てんこく)・版木(はんもく)・看板師がそれぞれが分化し専門化していき、専門性の高い製品がふえてきます。

寛文年間(1661~1672)頃から文字看板が登場しはじめます。

このあたりから、「看せるための板」ということで看板として定着していったと考えられています。
それ以前は「鑑板」と充てられてました。

その後も広告としてのもの以外にも道しるべとしての役割としても、サインはなくてはならないものに成長を遂げ、今に至っている訳です。


代表的な看板のご紹介

さて、ここからはその中でも代表的な昔の看板をご紹介をしていきたいと思います。



1.ホーロー看板 








もともとの琺瑯(ホーロー)はガラス質の釉(うわぐすり)を高熱で焼き付ける仕上げを意味するが、のちに類似の外見を持つ塗料仕上げをも意味するようになる。「ホーロー看板」における「ホーロー」は、後者の意味であり、ホーローのような仕上がりの金属板を塗料で仕上げたもの。




2.文字彫刻看板

先ほども紹介した平安時代あたりから文字看板が増えてきころの彫刻の技法です。
専門の職人がとても多く存在してました。

その中でも代表的な技法を紹介しておきます。

<薬研彫り>


看板の文字に対して、V字型になるように掘る技法。筆の角度を彫りの深さで表現する など、彫る人の個性によってその仕上がりは大きく異なります。シンプルながら非常に奥深い彫刻技法になります。




<かまぼこ彫り>

こちらも非常にポピュラーな彫刻技法です。
文字の縁を深く彫ることによって、文字を立体的に見せる技法。文字がかまぼこ状になることから、かまぼこ彫りと呼ばれるようになる。こちらも職人の個性が出やすく、技量によって仕上がりに違いが出てきます。


<浮き彫り>


東洋、西洋に古くからある彫刻技法です。
平らな面を彫って高低差を付けながら掘る技法です。彫りの深さにより、浅浮き彫り、半浮き彫り、高浮き彫りに分かれます。光の干渉により、様々な色彩が現れるので、絵画的な見え方をします。また、レリーフとも呼ばれており、ドアや壁などの装飾として発達したと言われております。

<船底彫り>


字の部分を平らに彫っていく技法です。底が平らになるように均等な深さで彫ることにより、よい作品に仕上がります。また、全体の字を同じ深さで彫り進めることがとても重要となるため、技術力を要する技法です。


浮かし彫り(創造は)、カマボコ彫り(結)、船底彫り(EPOCH)の豪華彫刻掘り
の作品です。





3.現場シルクサイン


現場に持ち込んでのシルク印刷です。
実際に作業風景をご案内いたします。



印刷する場所が汚れないよう、しっかり養生してから印刷を始めます




版がズレないよう、シッカリと押さえながらスキージでインクを通していきます




乾燥させて完成です。

手間暇かかってましたね、、


4.金箔文字看板







素材は24金が一般的。
写真だとうまく写らないのが残念ですが、純金を使用したウィンドウは輝きが格段に違います。

サイン・ディスプレイに高級感、品格を持たせるには最高の演出効果がありました。


5.ステ看板



昔は、電柱なのによく取り付けられてました。今は条例が厳しくなりそのような取り扱い方は減りましたが、


形状は一般的な看板の形状です。しかしながらこの頃の垂木+不織布(シルク)の看板が私は今でも1番安かったのではないかと思ってます。



サインの昔と今

今回は昔ながらのものを並べてみました。

このように並べてみると、職人の手作業から、素材・デザイン・機械の技術の向上等により多少の風合いはそこなわれるもの同じようなものを今でも変わらず対応している事に気づきます。

サイン&ディスプレイ業界も日々進化していきますが、これからも良いものは残しつつ、
触れていきたいとおもってます。

































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